海外で販売の中國産中醫(yī)薬材、97%に殘留農(nóng)薬=WHOが猛毒に指定する薬品も―中國紙

Record China    2013年7月3日(水) 10時57分

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1日、米國など7カ國で行われた中國産中醫(yī)薬材の殘留農(nóng)薬サンプリング調(diào)査の結(jié)果、多くの中醫(yī)薬材に農(nóng)薬が殘留しており、WHOが劇薬に指定している薬品も検出された。寫真は中國の漢方薬材市場。

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2013年7月1日、國際環(huán)境団體グリーンピースは、米國等7カ國で行った中國産中醫(yī)薬原料の殘留農(nóng)薬サンプリング調(diào)査の結(jié)果を公表した。サンプルには各種の農(nóng)薬が殘留しており、世界保健機関(WHO)が劇薬に指定している薬品も検出され、大部分が歐州連合(EU)の基準(zhǔn)を上回っていたことが分かった。法制日報が伝えた。

その他の寫真

検査は、2012年11月から今年4月にかけて米國、カナダ、英國、ドイツ、フランス、オランダ、イタリアの7カ國で実施された。生薬として常用される菊花、クコ、金銀花、百合、三七、ナツメ、バラの7種類をそれぞれの國で購入してサンプル調(diào)査を行ったところ、サンプル36例のうち、35例で殘留農(nóng)薬が検出され、32例で3種類以上の農(nóng)薬が検出された。また、半分以上のサンプルでWHOが劇物に指定しているカルボフラン、ホレート、トリアゾホスなどの農(nóng)薬が検出され、26例でEUの基準(zhǔn)値を超える殘留農(nóng)薬が確認された。

グリーンピースは中國政府に対し、農(nóng)薬減量政策の徹底、使用の指導(dǎo)と監(jiān)督の強化、エコロジー農(nóng)業(yè)政策の推進と資金面での援助を呼び掛けた。また、世界に向けても、環(huán)境破壊につながる化學(xué)農(nóng)業(yè)をやめ、エコロジー農(nóng)業(yè)への転換を支援するよう呼び掛けている。

グリーンピースの関係者は「中醫(yī)薬材は中國や海外で多くの支持者と消費者を得ており、西洋や海外に住む中國人が自然食材として、あるいは治療のために買い求めている。しかし、今回の調(diào)査の結(jié)果、中醫(yī)薬材は農(nóng)薬の亂用によって化學(xué)農(nóng)業(yè)の『犠牲者』と化しており、使用者の健康に対する潛在的脅威となっている」と指摘した。

グリーンピースの調(diào)査によると、中國國內(nèi)市場の中醫(yī)薬材にも深刻な殘留農(nóng)薬問題があるという。同組織は、末端での検査と政策での制限だけでは不十分で、栽培の段階で根本的に解決しなければならない問題だと述べている。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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