2013年7月2日、人民網(wǎng)が伝えたところによると、「中華人民共和國(guó)出入國(guó)管理法」が今月1日、施行された。これに伴い、「中華人民共和國(guó)公民出入國(guó)管理法」「中華人民共和國(guó)外國(guó)人出入國(guó)管理法」が廃止された。

今回施行された出入國(guó)管理法第8章93條には、海外との往來(lái)と対外開(kāi)放を促進(jìn)し、國(guó)家の主権?安全?社會(huì)秩序を守るという法の趣旨が記されている。新法が制定?発表される以前の中國(guó)の出入國(guó)管理に関する法律?法規(guī)の多くは、1980年代から1990年代にかけて制定されたものだった。対外開(kāi)放の絶え間ない深化に伴い、中國(guó)の出入國(guó)情勢(shì)には大きな変化が生まれ、関連法律?制度の改正が必然的なものとなった。

新法では、中國(guó)版「グリーンカード」制度のさらなる改善が見(jiàn)られた。中國(guó)の経済社會(huì)発展に際立った貢獻(xiàn)をした外國(guó)人、または中國(guó)國(guó)內(nèi)での永住條件を備えた外國(guó)人は、本人による申請(qǐng)と公安部の認(rèn)可を経て、永住居留資格（グリーンカード）を取得することが可能となった?！弗哎戛`ンカード」申請(qǐng)條件を段階的に緩和する可能性を広げることは、海外の優(yōu)秀人材や海外資金を?qū)毪工毪韦擞幸妞藘Pくと見(jiàn)られる。

また新法では、外國(guó)人の短期滯在?居留管理制度も改善され、「短期滯在」と「居留（長(zhǎng)期滯在）」が明確に區(qū)分された。中國(guó)入國(guó)ビザ、あるいは滯在証明を保持する短期滯在の外國(guó)人の滯在有効期間は最長(zhǎng)で180日と定められた。就労のための居留証明を持つ外國(guó)人の滯在有効期間は90日以上、非就労居留証明を持つ外國(guó)人の滯在有効期間は180日以上、いずれも最長(zhǎng)5年まで。ビザの有効期間延長(zhǎng)についても規(guī)範(fàn)化され、もとのビザの有効期間を上回らない範(fàn)囲で延長(zhǎng)ができる。

このほか新法では、外國(guó)人の「三非（不法入國(guó)?不法滯在?不法就労）」に対する管理が厳格化された。外國(guó)人の不法就労をめぐる具體的な狀況を明確化し、「不法就労か否かの認(rèn)定が困難」という問(wèn)題の解決に努めている。また、「三非」外國(guó)人および関連責(zé)任者に対する処罰を重くした。例えば、不法就労外國(guó)人に対する罰金は、事前警告効果を図り、従來(lái)の「1000元（約1萬(wàn)6000円）以下」から「5000元（約8萬(wàn)2000円）以上2萬(wàn)元（約32萬(wàn)8000円）以下」に引き上げられた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/ KM?編集/武藤）