2013年7月2日、河南商報は記事「がんの多発と水汚染の直接的な関係を研究で初めて証明」を掲載した。

中國にはがん患者発生率が高い、いわゆる“がんの村”が數(shù)多く存在する。汚染、とりわけ水汚染との関連が疑われてきたが、これまでその相関関係を立証するものはなかった。6月25日、報告書『淮河流域水環(huán)境と消化器腫瘤死亡図集』電子版が発行され、初めて両者の関係が証明された。

同報告書は中國疾病予防管理センターの研究チームが8年間を費やして作成したもの?；春婴沃Я?、沙潁河の汚染された水が流れる河南省周口市沈丘県の8つの郷鎮(zhèn)、25の行政村を?qū)澫螭趣筏普{(diào)査を?qū)g施した。また汚染された川が流れていない9つの郷鎮(zhèn)、44の村も対照グループとして調(diào)査した。比較する2つのグループで、飲食習慣、喫煙習慣も同等になるよう調(diào)整している。

その結(jié)果、3年分のデータを比較したところ、消化器系腫瘤（食道がん、胃がん）の罹患率は、汚染された川が流れている地域では流れていない地域の5倍以上も高いことが明らかとなった。（翻訳?編集/KT）