2019年8月23日、中國(guó)僑網(wǎng)は、フランスの華字紙?歐州時(shí)報(bào)の報(bào)道を引用し、中國(guó)の書籍市場(chǎng)でさまざまな変化が見られていると伝えた。

記事は、21日から北京で第26回北京國(guó)際図書博覧會(huì)が開催され、95の國(guó)や地域から2600社以上の業(yè)者が參加し、30萬冊(cè)以上の新刊書籍が展示されたことを紹介。歐州各國(guó)からも多くの書籍を展示しているが、近年の中國(guó)市場(chǎng)における歐州書籍に対するニーズの変化から、出展する書籍の種類や數(shù)に変化が見られているという。

記事は、関係者による話として「中國(guó)の出版社は書名よりも書籍の內(nèi)容や質(zhì)に注目するようになり、権威ある作者、さらにフランスやその他の國(guó)で販売數(shù)の多い書籍を選択するようになっている」と紹介?！敢郧挨韦瑜Δ瞬┯E會(huì)會(huì)場(chǎng)で版権費(fèi)用を決めるのではなく、話し合いを終えた後に中國(guó)の出版社はさらに多くの要素を検討するようになった。中國(guó)の読者の本に対する要求が高くなっているため、リスクも増えているからだ」と伝えた。

また、中國(guó)の出版社の歐州書籍の版権に対するニーズも増大しており、これは今回の博覧會(huì)でフランスブースの規(guī)模が拡大していることからも明らかだと紹介。フランスブースの責(zé)任者によると、「昨年は90平方メートルだったが、今年はさらに36平方メートル増え、參加するフランスの出版社も63社に増加した。上海訳文出版社などの大手出版社のほか、中小の出版社も商談に來る」という。

記事によると、伝統(tǒng)的な書籍以外に、フランスの漫畫出版社の展示も多くの関心を集めていたという。この出版社の責(zé)任者は「フランスアニメは近年、中國(guó)で人気が高まっている」と語った。フランスアニメのヒューマニズム性や深いテーマが中國(guó)市場(chǎng)で人気だという。このほか、歐州の児童書のニーズも増加しており、中國(guó)へ譲渡する児童書の版権?cái)?shù)も増加していると記事は伝えた。（翻訳?編集/山中）