Record China 2019年8月27日(火) 0時(shí)0分
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24日、新華社は「河南省大別山:『中日協(xié)力』し、共同でトキを守る」と題する記事を掲載した。
2019年8月24日、新華社は「河南省大別山:『中日協(xié)力』し、共同でトキを守る」と題する記事を掲載した。
記事はまず「大別山北麓の河南省董寨國家級自然保護(hù)區(qū)では、トキ野生復(fù)帰ステーションの黃治學(xué)(ホアン?ジーシュエ)副ステーション長(55)が16羽のトキの野生化訓(xùn)練に心を込めて取り組んでいる。この16羽は適當(dāng)な時(shí)期に野外に放たれる。現(xiàn)在、大別山のトキの群れはすでに200羽を超え、これらはすべて『中日協(xié)力』の賜物だ」と紹介している。
次いで「大別山地域はかつて歴史的なトキの生息地域だったが、この地域のトキは、一度は絶滅している。2007年、董寨自然保護(hù)區(qū)は北京動物園の4羽のトキと日本から中國に返還された13羽のトキを?qū)毪贰F(xiàn)在まで、すでに四度にわたって100羽のトキを野外に放ち、野外で繁殖し育ったトキは114羽観測されており、トキの群れは絶え間なく増え続けている。黃治學(xué)さんは『日本ではかつてトキは広く分布していたが、その後絶滅した。中國は何度も國からの贈り物として日本にトキを贈り、両國が結(jié)んだ日中共同トキ保護(hù)計(jì)畫に基づいて、新たに生まれたトキが奇數(shù)のときは中國に、偶數(shù)のときは日本に帰することになっている』と語った」ことを伝えている。
さらに「『東方の寶石』と稱されたトキはかつて野外では絶滅したと考えられていた。1980年代になり、陝西省洋県で7羽の野生のトキが発見され、その後の保護(hù)と人工繁殖の結(jié)果、トキの群れは増え続け、現(xiàn)在では主に陝西省の秦嶺地域に集中している。トキの群れが集中しすぎるのを防ぎ、伝染病感染や自然災(zāi)害によって再び絶滅するのを避けるため、中國政府は地域を分散してトキを保護(hù)することを決定した。國家林業(yè)局の出した結(jié)論に沿って河南省董寨自然保護(hù)區(qū)をトキの繁殖基地と決定した。だがトキの繁殖は順風(fēng)満帆ではなく、黃治學(xué)さんのようなトキの繁殖に精通した人はまだあまりにも少ない上、飼育と孵化の設(shè)備が古く、ふ化させるための溫度濕度の條件が不安定だった。また、ペアリングや近親繁殖なども問題で、いずれも雛の生育率や群れの発展に影響する。こうした苦労を経て、董寨保護(hù)區(qū)で人工繁殖されたトキは2013年には150羽余りに達(dá)した。だが、さらに大きな課題は野外放鳥で、これにはオオタカ、イヌワシなどの大型猛禽類といった天敵や採餌(さいじ)、野生環(huán)境への適応といった多くのリスクがつきまとう」としている。
記事は最後に「12年に日本が2000萬円相當(dāng)の機(jī)材を援助して、保護(hù)區(qū)に野外訓(xùn)練ケージを整備するとともに、専門家チームを派遣して野外放鳥を指導(dǎo)した。13年10月、第1陣のトキ34羽が放鳥され、中國國內(nèi)で原産地の陝西省以外の地で初めてトキが宙を舞った?,F(xiàn)在、董寨自然保護(hù)區(qū)で野外放鳥したトキの生育率は當(dāng)初の53%から90%以上にまで向上している」と日中共同トキ保護(hù)計(jì)畫に基づいた日本の具體的な貢獻(xiàn)を紹介している。(翻訳?編集/坂下晃)
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