2013年7月4日、今年上半期の中國映畫市場の勢いがすさまじい。業(yè)界內(nèi)の統(tǒng)計によると、上半期の全國映畫興行収入は6月末の時點で109億元（約1776億円8400萬円）に達し、前年同期の80億7000萬元（約1315億5200萬円）から大幅に増加した。上半期には興収1億元（約16億3000萬円）を突破した映畫が計26本あり、その內(nèi)訳はハリウッド映畫13本、中國語映畫13本となっている。そのうち、國産映畫の興収は計約65億元（約1059億1800萬円）で、全體の60％以上を占めており、海外映畫との競爭の中で優(yōu)勢を保っている。北京日報が伝えた。

上半期の映畫配給會社の中で、トップを維持している國有映畫企業(yè)?中國電影集団のほかに、光線影業(yè)や華誼兄弟の2大民間企業(yè)が突出した成績を収めている。光線影業(yè)は中國の人気女優(yōu)ヴィッキー?チャオ（趙薇）の初監(jiān)督作「致我們終將逝去的青春」（So Young）やピーター?チャン（陳可辛）監(jiān)督の「中國合夥人」などのヒット作で19億元（約309億5100萬円）の興収成績を挙げ、市場全體の29％を占めている。対して、華誼兄弟は上半期ではチャウ?シンチー（周星馳）の「西遊降魔篇」や「忠烈楊家將」などのヒットで、市場全體の27％を占めた。

現(xiàn)在、各大手テレビ?映畫會社では下半期の製作?配給計畫を次々と発表している。華誼兄弟は下半期に5本の映畫を公開するのに対し、光線影業(yè)は「四大名捕」や「賽爾號」などのシリーズものを大々的に打ち出していく予定。博納影業(yè)も強力ラインナップで反撃する見込みだ。下半期は、夏休みシーズンや國慶節(jié)（中國の建國記念日）連休、お正月休暇を3大商機として、國産映畫は引き続き上半期の勢いを持続し、さらに興収を伸ばす見込みだ。

業(yè)界內(nèi)の一般的な見方として、今年の全國映畫興収は230億元（約3746億元6700萬円）に達するのは間違いないとしている?，F(xiàn)時點で世界における最大の映畫市場である米國の年間興収は100億ドル（約9982億円）だが、中國と米國の差はさらに縮まった。業(yè)界內(nèi)には、中國映畫市場は2018年前後に米國を抜くとの見方もある。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤）