韓國で「親日」書籍が大人気になっていることに焦る人々、「親日賛美禁止法」制定を訴える聲も―中國メディア

Record China    2019年8月27日(火) 15時(shí)40分

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中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は27日、反日感情が高まる韓國で「親日」書籍が売り上げを伸ばしていることについて、「韓國人が焦っている」と伝えた。寫真はソウル。

中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は27日、反日感情が高まる韓國で「親日」書籍が売り上げを伸ばしていることについて、「韓國人が焦っている」と伝えた。

韓國では現(xiàn)在、書籍『反日種族主義』が2週連続でベストセラーになっている。同著はソウル大學(xué)名譽(yù)教授の李栄薫(イ?ヨンフン)氏ら6人が執(zhí)筆した。韓國の危機(jī)の根源は「反日種族主義」にあるとする內(nèi)容で、今年7月上旬に刊行されると、韓國大手書店で2週(8月7~20日)連続で1位を記録。すでに10萬冊以上が売れているという。

記事は、「韓國社會(huì)で反日感情が高まる中、日本による植民統(tǒng)治の歴史を極めて美化した親日書籍が逆に大人気となっており、人々が目を背ける事態(tài)になっている」とし、韓國メディアの報(bào)道を紹介した。

まず、韓國紙?韓國日報(bào)は、同著について「韓國社會(huì)に反日や仇日の感情がまん延しやすい原因が、韓國社會(huì)がこれまで日本による植民統(tǒng)治の歴史を歪曲(わいきょく)してきたことにあると指摘。韓國人は『親日は悪、反日は善』という全く根拠のない世界観に洗脳されたと主張している。また、同著には慰安婦徴用工の問題について、日本軍による強(qiáng)制性を否定する內(nèi)容が記されている」などと紹介した。

その上で、「反日感情が高まる中、全編を通じて親日思想の同著が異常なほど売れていることは、植民統(tǒng)治を美化する歴史観が韓國社會(huì)にひっそりと浸透?拡散することを助長することにならないかと懸念を抱かせる。そして、これはまさに日本が期待している結(jié)果だ」と批判した。さらに、「韓國の政界や學(xué)界からも批判の聲が大きい」とし、韓國光復(fù)會(huì)の金元雄會(huì)長がナチス稱賛を禁じているドイツを引き合いに「親日賛美禁止法」の制定を訴えたことを紹介した。

また、韓國?YTNテレビは、同著の著者の一人が國連で演説する際に「日本の極右団體『國際歴史論戦研究所』が資金援助していた」と報(bào)じた。ハンギョレ新聞は、同著が日本で出版される可能性があることについて業(yè)界関係者が「日本人が誤った歴史観を深め、歪曲された歴史観が日本社會(huì)に拡散することになり、日韓関係が取り返しがつかないほど悪化する」と懸念を示していることを伝えたほか、東國大學(xué)の教授からは「日本の右翼勢力が宣伝する『日本が韓國の近代化を?qū)g現(xiàn)したのだ』と主張しているが、同著の著者らはまさにこの観點(diǎn)に迎合している」との批判が出ているとも伝えた。

記事は、「韓國人の仇日感情は、親日書籍の人気によって下がっているわけでは決してない」と指摘。ソウルで日本人女性が韓國人の男から暴行を受ける事件が発生したことを併せて伝えた。(翻訳?編集/北田

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