公共場所に監(jiān)視カメラ20萬臺設(shè)置―広東省広州市

2007年4月19日、広東省広州市の「公共の安全監(jiān)視システム管理規(guī)定」が5月1日より実施されることが明らかになった。規(guī)定では、空港、港灣、駅、バスターミナルなど公共の場所や交通の要衝に監(jiān)視カメラを設(shè)置、また車內(nèi)にも設(shè)置するよう定めた。市內(nèi)のバスにはすでに1400臺の監(jiān)視カメラが設(shè)置済みだが、今後20萬臺に増やす計畫だ。

【その他の寫真】

さらに設(shè)置場所にはカメラ設(shè)置を明らかにする標(biāo)識を掲げることや、プライバシーを侵害する場所、たとえばトイレや浴室、更衣室、ホテルの客室などに設(shè)けてはならないことも盛り込んだ。

撮影畫像は録畫され、必要に応じて資料として採用される。カメラの設(shè)置により、バスや電車內(nèi)で橫行するスリには一定の抑止力が働いているといわれるが、リアルタイムの監(jiān)視ではないため、たとえば犯罪行為が撮影されたとしても警察がすぐに動き出すものではない。またプライバシーにかかわる映像が流出?亂用される可能性もないとは言えず、設(shè)置に疑問の聲も上がっている。（翻訳編集?WF）