2013年7月4日、中國新聞社によると、オーストラリアで主要都市が集中している東海岸に全長1700kmに及ぶ高速鉄道を建設(shè)する計畫が進められている。総工費は1140億オーストラリアドル（約10兆円）に上り、日本や中國、フランスの高速鉄道業(yè)界が関心を示している。

オーストラリア政府が4月に発表したところによると、この高速鉄道は東部のブリスベーンから最大都市シドニー、首都キャンベラを経てメルボルンへと至る。最初の一部區(qū)間が運用されるのは遅くとも2035年となっており、全面開通は2060年と計畫されている。最高速度は時速350キロで、ブリスベーン?シドニー?メルボルンが3時間足らずで結(jié)ばれ、「國民生活が一変する」という。

日本メディアによると、この一大プロジェクトに高い関心を持っているJR東海シドニー事務(wù)所の岡島弦所長は、建設(shè)計畫が決定し、同社が計畫に加わることになれば、新幹線の車両技術(shù)や運行時の省エネルギー、低騒音などを武器に積極的な売り込みを狙うと話している。一方、中國は価格面での優(yōu)勢と速度を武器に受注を目指す。

しかし、巨額の工費が今後大きな課題になるとみられ、オーストラリア政府と各州政府が負(fù)擔(dān)する費用は莫大な額になると予測されている。（翻訳?編集/岡田）