環(huán)球時報は3日、米メディアが「歐米のスーパーマーケットチェーンは中國人の習(xí)慣に合わせようと奮闘」と報じたことを紹介した。

記事はまず、「中國人は歐米のスーパーマーケットチェーンを歓迎している。これは先週上海にオープンした米コストコの盛況ぶりを見ても明らかだ」と紹介している。

しかし、「その他の歐米のスーパーは好調(diào)とは言えず、中國事業(yè)の継続をすでに放棄したかのような企業(yè)もある」と説明?！竵枼毳诈`ルはこのほど、7億ドル（約742億円）で中國の多くの株式を家電量販大手の蘇寧易購集団に売卻することで合意」「スペインのDIAは2018年に中國から撤退。英テスコは中國事業(yè)の80％を華潤集団に売卻した」などと伝えた。

記事は、これら企業(yè)が不調(diào)な原因の一つとして、「中國人の買い物習(xí)慣が歐米人と異なるため」と指摘。中國の消費(fèi)者は新鮮な農(nóng)産品を買い求めるため週に何回もスーパーへ足を運(yùn)ぶ。歐米人のように週に1回ではないのだという。また、記事はその他の原因として「現(xiàn)地のパートナーとの意見の相違、賃貸費(fèi)用の急騰」を挙げている。

一方で、一部企業(yè)は戦略を変え、プライベートブランド（PB）の強(qiáng)化に注力していることを紹介。こうした商品は海外から直接輸入されることが多く、記事は「上海のコストコで消費(fèi)者はPB商品を競い合って購入していた。つい最近中國市場に參入した獨(dú)アルディも、上海の店舗で最も人気があるのはPB商品と輸入ワイン?ビールだったことに気付いた」と伝えた。

米ウォルマートは來年には會員制倉庫型店舗のサムズ?クラブを少なくとも40店舗増やし、海外で販売しているPB商品を中心に展開する計(jì)畫だという。記事はまた、ウォルマートが中國向けネット通販?zhǔn)聵I(yè)を手放し、中國ネット通販2位の京東集団（JDドットコム）の12％の株式を取得していることも紹介している。（翻訳?編集/和田）