2013年7月5日、臺灣の人気アーティストのジェイ?チョウ（周杰倫）が肖像権の侵害を訴え、無斷使用した中國のタッチパッドデバイスの大手メーカー?愛可西谷電子科技公司（ICOO）を告訴したことが明らかになった。北京青年報(bào)が伝えた。

日本市場でもタブレット端末が流通している広東省の電子メーカー?ICOOについて、ジェイ?チョウが肖像権の侵害を訴えて先月、北京市第一中級人民法院に告訴したことが明らかになった。

ジェイ側(cè)の訴狀によるとICOOは2010年3月、公式ホームページ上で新イメージキャラクターが誰かを當(dāng)てる賞品付きクイズキャンペーンを開催。同キャンペーン終了後、MP3製品のイメージキャラクターにジェイの起用が決まったとして、同ホームページ內(nèi)で発表していた。ジェイ側(cè)では「同社からの接觸はなく、事実無根」としており、キャンペーン內(nèi)で使用されたジェイの顔寫真や名前をめぐり、肖像権の侵害を訴えている。

ジェイ側(cè)では、名前や顔寫真を“悪用”されたことでの経済的損失は大きく、さらに精神的被害も受けたとしている。北京市第一中級人民法院に告訴するとともに、600萬元（約9900萬円）の損害賠償を請求している。（翻訳?編集/Mathilda）