2013年7月6日、中國(guó)沿岸部で確認(rèn)されている史上最大規(guī)模の藻「スジアオノリ」の異常発生について、海外メディアは「中國(guó)の深刻な環(huán)境汚染が原因」と指摘した。中國(guó)紙?參考消息（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

4日付の英紙ガーディアン（電子版）は、山東省青島市で7335トンのスジアオノリを除去し、累計(jì)で4萬(wàn)3244トンを処分したと報(bào)じた。こうした狀況は過(guò)去6年間連続して夏の時(shí)期に発生しているが、今年藻で覆われた面積は2萬(wàn)8900平方キロメートルと、2008年に記録した過(guò)去最大の面積の約2倍に達(dá)した。スジアオノリが人間に直接害を與えることはないが、大量発生して海面を覆うと水中の酸素濃度が低下し、バクテリアの異常発生で海洋生態(tài)系に悪影響を及ぼす恐れがあるという。ケンブリッジ大學(xué)のブレンダ?パーカー研究員は、藻の異常発生は農(nóng)業(yè)廃水や工業(yè)廃水に含まれる大量の硝酸塩やリン酸塩が原因だと指摘する。

4日付の豪紙シドニー?モーニング?ヘラルドは「異常発生した藻が海を埋め盡くし、黃海が緑に変わった」と報(bào)道。波間を埋めつくした緑の藻のなかで泳ぐ海水浴客と、砂浜の藻を除去するブルドーザーの寫(xiě)真を掲載した。中國(guó)國(guó)家海洋局のウェブサイトによると、スジアオノリは約1週間前に出現(xiàn)。瞬く間に海全體に広がった。最近のスジアオノリの異常発生は生態(tài)系の劇的変化によるもので、こうした変化は自然現(xiàn)象ではありえないという。（翻訳?編集/本郷）