2013年7月6日、中國(guó)ヤフーニュースは「日中関係の雪解け、日本に鳩山氏のような長(zhǎng)期的ビジョンを持った政治家が増えることが必要」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

日本の鳩山由紀(jì)夫元首相は2010年6月に內(nèi)閣総理大臣を辭職したが、同氏の訪(fǎng)中経験は豊富だ。注目すべきは、今年1月に鳩山氏が個(gè)人的立場(chǎng)で江蘇省南京市の南京大虐殺記念館を訪(fǎng)れ、「當(dāng)時(shí)の日本兵が犯した罪をわびるとともに、こうした歴史の悲劇を再び繰り返してはならない」と発言した點(diǎn)だ。鳩山氏は尖閣問(wèn)題についても領(lǐng)土問(wèn)題は存在すると語(yǔ)っている。

鳩山氏は在任中にも「日本は侵略の歴史を深く反省し、勇気をもって歴史を直視しなければならない」と発言している。日本が侵略の歴史を謝罪しない限り、日本との信頼関係は築けない。鳩山氏が首相の立場(chǎng)で正式に謝罪する機(jī)會(huì)を逸したため、日中両國(guó)は関係改善の絶好のチャンスを失ってしまった。

現(xiàn)在、日本の安倍政権の対中姿勢(shì)は鳩山氏とは大きく異なり、右傾化の一途をたどっている。安倍首相は侵略の歴史を美化するだけでなく、尖閣問(wèn)題では領(lǐng)土問(wèn)題の存在を否定し、各國(guó)と手を結(jié)び中國(guó)包囲網(wǎng)を築こうと畫(huà)策。さらに、日米安保條約を強(qiáng)化し、積極的に軍備を拡張すると同時(shí)に軍事演習(xí)を繰り返すことで東シナ海の情勢(shì)をかく亂している。

中國(guó)が憂(yōu)慮すべきは、安倍氏のような右翼政治家が今の日本に多いことだ。石原慎太郎氏や橋下徹氏のような政治家が中國(guó)に対して挑発的言動(dòng)を重ねている。そんな彼らは「政権を握るためならば日本の國(guó)益を犠牲にしてもかまわない」という橫暴な獨(dú)裁者に過(guò)ぎない。

殘念なことに、今の日本の政界には鳩山氏のように理性的に実務(wù)をこなし、戦略的ビジョンを持った政治家が少ない。これは中國(guó)にとって不幸なことであり、日本にとっては大きな不幸だ。（翻訳?編集/本郷）