2013年7月5日、中國(guó)新聞網(wǎng)は記事「日本で再び“馬蹄金”詐欺、在日中國(guó)人に500萬円の被害」を掲載した。

06年から11年にかけ、在日中國(guó)人をターゲットにした馬蹄金詐欺が橫行、多くの被害者が出た。その手口は以下の通り。まず建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で働いているという中國(guó)人が訪ねてくるところから始まる。友人の紹介で來たが日本語が得意ではないので助けてほしいというのだ。なんでも建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で働いている時(shí)、地下に埋まっている缶を見つけたが、中には馬蹄金や馬蹄銀（馬の蹄の形に金や銀を固めた古代の通貨）、仏像などが入っていたという。

日本語の手紙も入っており、戦火を避けて逃げるため財(cái)産を地下に埋めた、もし後世の人間が見つけたならば貧民救済のために使ってほしいなどと書かれている。その後、訪ねてきた中國(guó)人はその場(chǎng)で馬蹄金の一部を削り落とし鑑定してほしいと頼んでくる。在日中國(guó)人が寶飾店で確認(rèn)すると間違いなく本物だ。これは大もうけのチャンスだと在日中國(guó)人はそのお寶を買い取るのだが、手渡されたお寶はニセモノだった……というのが詐欺の手口になる。

この詐欺は06年から11年にかけ、日本各地で橫行。被害総額は1億7000萬円に達(dá)している。11年6月、馬蹄金詐欺の容疑者3人が逮捕された。その後、しばらくは馬蹄金詐欺はなりをひそめていたが、先日、関西地方で再び事件が起きたことが分かっている。（翻訳?編集/KT）