2019年8月29日、中國メディアの參考消息網(wǎng)は、韓國紙?中央日報(bào)が28日付の記事で、「米電気自動車（EV）大手、テスラの中國?上海工場からのバッテリー受注をめぐり、韓國、中國、日本の企業(yè)が激しく爭っている」と報(bào)じていることを紹介した。

それによると、中央日報(bào)の記事はまず、テスラ初の海外工場である上海の「ギガファクトリー3」が今年末に稼動を始め、「モデル3」などを生産する予定だとし、同工場について「年間50萬臺規(guī)模の電気自動車の生産能力を備えている。これは昨年世界で売れた電気自動車（プラグインハイブリッドカー含む）200萬臺の4分の1に相當(dāng)する」と紹介した。

その上で、「同工場からの受注量によりバッテリー市場でのシェア順位が入れ替わりかねないため、特に世界の電気自動車バッテリーシェアでそれぞれ1位、2位、4位のパナソニック（日本）、CATL（中國）、LG化學(xué)（韓國）の間の競爭が激しくなった」と伝えた。

記事は、「受注戦で初めての勝機(jī)をつかんだのは韓國」とし、「LG化學(xué)がテスラのギガファクトリー3に電気自動車バッテリーを供給することにした」とブルームバーグが23日付の記事で報(bào)じたことを紹介?！弗芝氅`ムバーグは具體的な契約量には觸れておらず、LG化學(xué)は『顧客との具體的な契約は公開できない』との立場を出したが、業(yè)界ではLG化學(xué)が一定水準(zhǔn)の電気自動車バッテリー供給量を確保したとみている」「バッテリー業(yè)界関係者は『テスラがまた別の企業(yè)とバッテリー契約締結(jié)を進(jìn)めており、LG化學(xué)が具體的な契約內(nèi)容を明らかにできないものと承知している』と話している」「LG化學(xué)は今年初めから1兆2000億ウォンを投資して中國?南京に電気自動車バッテリーを生産する第2工場を作っている。南京工場はテスラ工場のある上海にとても近い」などと伝え、「LG化學(xué)のギガファクトリー3へのバッテリー供給が確定する場合、パナソニックのテスラへのバッテリー獨(dú)占は崩れる」と指摘した。

一方、CATLについては、「テスラがCATLと手を組む場合、パナソニックの立地はさらに狹まるものとみられる」と指摘?！袱长欷蓼钎靴圣渐衰氓菴ATLは電気自動車バッテリー（乗用車基準(zhǔn)）市場で入れ替わりながら1位と2位を爭っていたが、CATLがギガファクトリー3向けバッテリーを受注する場合、パナソニックを引き離すだろうという見通しが多い」「テスラのイーロン?マスクCEOは、上海工場竣工式が開かれる前、『電気自動車バッテリーを既存の供給元であるパナソニックを含め現(xiàn)地で調(diào)達(dá)するだろう』と話した。市場ではパナソニックではない中國製バッテリーを使うだろうという見通しが多かった」などと伝えている。（翻訳?編集/柳川）