スイスのバーゼルで開かれた「2019バドミントン世界選手権」で、日本は桃田賢斗が男子シングルスで連覇するなど、金2?銀3?銅1を獲得した。朝鮮日報(bào)は日本の躍進(jìn)について「韓國人の樸柱奉監(jiān)督がいるから今年もバドミントンは日本の天下」と報(bào)じた。

今年の世界選手権を振り返った記事で朝鮮日報(bào)は「日本勢は昨年、中國?南京で行われた世界選手権（金?銀?銅各2）の成果を上回った」と指摘。「これは（2004年の）アテネ五輪直後に就任した日本代表の樸監(jiān)督が起こした変化だ」と強(qiáng)調(diào)した。

1992年のバルセロナ五輪男子ダブルス金メダリストである樸監(jiān)督は、現(xiàn)役時(shí)代に國際大會最多優(yōu)勝（72回）でギネスブックに名前が載った「レジェンド」だ。同監(jiān)督が指揮を執(zhí)るまで五輪でのメダルが一つもなかった日本は、その後2回の五輪で金?銀?銅を取り、2014年にはトマス杯（男子団體選手権）優(yōu)勝トロフィーも初めて手にした。

同紙によると、日本のメディア関係者は「樸監(jiān)督の『バードジャパン（シャトルが羽で作られていることにちなんだバドミントン日本代表の愛稱）』は來年、東京で羽ばたくでしょう。5、6個(gè)のメダルを期待しています」と語った。記事は「日本のメディアでは監(jiān)督のことをよく『神様』と呼ぶ。バドミントンの神という意味だ」とも伝えた。

大會後、樸監(jiān)督は「今回の世界選手権は五輪の前哨戦なので、どの國も死活を懸けてやってきたが、結(jié)果が良くて幸いでした」と言及。「システムの確立こそ日本のバドミントンが強(qiáng)くなった秘訣（ひけつ）だ。日本は常設(shè)チーム制度を?qū)?、代?0人をAチームとBチームに分けて擔(dān)當(dāng)コーチを置いて運(yùn)営している。2007年に選手村ができて安定した合宿運(yùn)営ができていることが大きな助けになっている。バドミントンは五輪集中育成種目に採択され、國の全面的な支援が続いている」とも説明した。

日韓関係が行き詰まっている中、樸監(jiān)督も心配からニュースを見る時(shí)間が増えている。監(jiān)督は「韓國で指導(dǎo)者生活をしたいという気持ちは常にありますが、タイミングがうまく合わず、戻れませんでした。今は政治とは別に、日本の監(jiān)督として東京五輪に集中しています。私はプロフェッショナルですから」と語ったという。（編集/日向）