2019年8月30日、韓國?KBSは、日本政府が高純度フッ化水素の韓國輸出を許可したと報じた。

日本政府は7月から韓國に対する半導(dǎo)體材料3品（高純度フッ化水素、フォトレジスト、フッ化ポリイミド）の輸出規(guī)制を強(qiáng)化している。記事によると、高純度フッ化水素に対する輸出許可が出されたのは規(guī)制強(qiáng)化後初めて。輸出対象の企業(yè)はサムスン電子だという。日本政府は今月7日と19日にもサムスン電子にフォトレジストの輸出を許可していた。

高純度フッ化水素は半導(dǎo)體の洗浄などに使われ、生産に必須となる材料。日本政府はこれまで「フッ化水素は毒ガスの生産にも使えるため厳正に検討する」として輸出許可を出していなかった。そのため韓國の業(yè)界は代わりの輸入先探しや國産化テストを行ってきた。一部製品は來年に実際に工場へ投入できると予想されている。

記事は「日本政府の今回の電撃的な許可は、日本のフッ化水素生産業(yè)界の懸念が反映されたもの」と分析している。先月、半導(dǎo)體の洗浄に使用する日本産フッ化水素の韓國輸出量は84％も急減した。また「韓國政府によるWTO（世界貿(mào)易機(jī)関）提訴の可能性を念頭に置いた措置との見方もある」という。ある専門家は「日本は自分たちの措置がGATT（関稅?貿(mào)易一般協(xié)定）第11條の事実上の數(shù)量制限措置とみられないよう意識しているのではないか」と指摘している。

韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は業(yè)界から今回の日本の輸出許可について確認(rèn)し、背景や意図について調(diào)査を進(jìn)めているという。

これに韓國のネットユーザーからは「基準(zhǔn)を設(shè)けず、韓國を思いのままに翻弄するということか」「強(qiáng)気の措置を取っておきながら結(jié)局利益は諦められないなんて」など日本への不信の聲が上がっている。

また「日本企業(yè)は在庫の山に悩んでいたのだろう」「輸出規(guī)制で困るのは結(jié)局は日本」との聲や、「これを機(jī)に脫日本だ」「こうした屈辱を受けないためにも技術(shù)の獲得が必須」「開発が済んだら輸入せず國産を使おう」「あと數(shù)回輸入してその後は國産を使えるように！」など素材の早期國産化を訴える聲も多く見られた。（翻訳?編集/堂本）