2013年7月8日、中國の南方では夏になると、調(diào)味料や香辛料で加工されたニワトリの腳を夜食に食べる人が多くなる。ところが、違法に加工され、漂白剤づけにされたものが出回り問題となっている。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

広西チワン族自治區(qū)防城港市はニワトリの腳の冷凍品密輸が頻繁に起きる場(chǎng)所で、2012年6月以來、現(xiàn)地ではニワトリの腳を密輸した案件を7件摘発している。摘発総額は実に2000萬元（約3億2600萬円）に達(dá)する

同市公安局の関係者によると、浙江省一帯から不法な業(yè)者が同市にニワトリの腳の冷凍品を持ち込み、出どころや生産日、消費(fèi)期限など全くわからないものを違法に加工している。これらの密輸品は洗浄が不十分で細(xì)菌が大量に付著している。そのため違法業(yè)者は、國が食品加工において使用を禁止している、主に漂白剤や殺菌剤として使われる過酸化水素でニワトリの腳の汚れや細(xì)菌を取り除いている。違法加工業(yè)者は、1トン4000?5000元（約6萬5000?8萬1000円）でニワトリの足を仕入れ、加工後1トン2萬元（約32萬円）ほどで販売するという。

ニワトリの腳を過酸化水素に浸ける違法加工は同市だけでなく、同自治區(qū)の南寧市でも確認(rèn)されている。今年5月に南寧市で摘発されたニワトリの腳の違法加工業(yè)者が保管していた、原材料であるニワトリの腳の中には、生産日が1967年と記載されたものもあった。（翻訳?編集/內(nèi)山）