2013年7月4日、米誌タイムは高學(xué)歴でも希望の職種に就職できない中國(guó)の大學(xué)生の実態(tài)を紹介した。7日付で參考消息（電子版）が伝えた。

今年の中國(guó)の大學(xué)新卒者は700萬(wàn)人近くに達(dá)し、過(guò)去最高を記録した。中國(guó)の教育データ調(diào)査會(huì)社MyCOSのデータによると、今年4月の時(shí)點(diǎn)で卒業(yè)予定の大學(xué)生のうち、就職が決まった大學(xué)生はわずか35％で、大學(xué)院生はさらに悪い26％であった。

大卒者が就職できないことには多くの原因がある。まずは大卒者そのものが大幅に増えた點(diǎn)だ。1999年に中國(guó)政府が高等教育の規(guī)模拡大を決定したことにより、2003年には212萬(wàn)人だった大卒者が、10年後の2013年には699萬(wàn)人にまで増えた。同時(shí)に中國(guó)経済は減速期を迎え、新卒者の雇用に消極的な企業(yè)も増えている。

さらには中國(guó)の高等教育の體制にも問題がある。21世紀(jì)教育研究院の熊丙奇（シオン?ビンチー）副院長(zhǎng)は「中國(guó)の大學(xué)は政府の管理下にあり、大學(xué)には自主権がなく、獨(dú)自の教育システムも持てない。このためすべての大學(xué)生が畫一的になり、革新的な競(jìng)爭(zhēng)力や創(chuàng)造力が育たない」と指摘している。

將來(lái)ワーキングプアの「アリ族」になる不安を多くの大學(xué)生が抱えている。さらに不幸なことに彼らは一人っ子であり、將來(lái)両親の面倒を1人で背負(fù)わなければならないのだ。いまだに就職が決まらない新卒者の男性は「きれいなオフィスで働いている人たちが本當(dāng)に羨ましい。すごく悩んでいるんだ。自分は將來(lái)何をすればいいんだろう？」と嘆いていた。（翻訳?編集/本郷）

アリ（蟻）族：高學(xué)歴の大卒者でありながら好條件の仕事に就くことができず、家賃節(jié)約のために狹い部屋で多數(shù)のルームメイトと暮らす若者を指す。