2013年7月9日、環(huán)球時(shí)報(bào)は記事「李敖の息子?李戡、臺(tái)灣人の民度が高いのは日本植民地統(tǒng)治の影響」を掲載した。

臺(tái)灣を代表するコラムニスト、作家の李敖（リー?アオ）氏。その息子の李戡（リー?カン）氏は3年前、北京大學(xué)に入學(xué)した。その李戡氏が環(huán)球時(shí)報(bào)のインタビューに答えている。

環(huán)球時(shí)報(bào)：あなたの“中華”に対する感情はどこから來(lái)たものですか？中國(guó)本土に來(lái)てから変わりましたか？

李戡：小さい頃から父に私たちは中國(guó)人だと教わってきました。たしかに臺(tái)灣では我が家のような人は多くありません。中國(guó)本土に來(lái)てから確かに本土の民度は悪いと感じました。いさかいが多いし、言葉遣いは無(wú)禮でケンカのようです。ただそれでも祖國(guó)に対するアイデンティティーに変わりはありません。身の回りで起きた不愉快な出來(lái)事を理由に國(guó)家への愛(ài)を変えるべきではありません。この國(guó)には確かに多くの問(wèn)題がある。ただしやるべきは改善であって、日々ののしったり恨んだりすることではありません。

環(huán)球時(shí)報(bào)：マイクロブログにおける“公共知識(shí)人”（ネットのオピニオンリーダー）たちの口ゲンカを見(jiàn)ておられますか？

李戡：そうしたののしり合いには興味がありませんし、時(shí)事問(wèn)題の議論に加わることもありません。一部の“公共知識(shí)人”はなにかというと「（民度が高い、本當(dāng)の）中國(guó)は臺(tái)灣にある」と言い立てますが、本當(dāng)につまらない話です。臺(tái)灣のことをまったく分かっていないのです。臺(tái)灣人の民度が高いのは中國(guó)の伝統(tǒng)文化を保っているからだと“公共知識(shí)人”は思っているようですが、実際には日本植民地統(tǒng)治の影響なのです。また彼らは臺(tái)灣の政治が素晴らしいと思っているようですが、臺(tái)灣の一般市民に聞いてみればそんなふうに思っている人はいくらもいないでしょう。（翻訳?編集/KT）