中國メディア?環(huán)球時報は2日、日本での小學(xué)校の入學(xué)準(zhǔn)備について、中國と異なるいくつかの點を紹介する記事を掲載した。

記事は、「毎年9月に新學(xué)年が始まる中國の學(xué)校とは違い、日本では4月が新たな學(xué)年のスタートとなる。もし、家族の中に新しく小學(xué)校1年生になる子どもがいる場合、その準(zhǔn)備はとても煩雑だ。用意すべきもののうち、多くが日本の小學(xué)校に特有なものとなるため、保護者たちは一般的に入學(xué)前の半年間をかけて買い揃える」と説明した。

続いて、日本の小學(xué)校入學(xué)準(zhǔn)備について中國と異なるいくつかの點を紹介。まず1つ目に、「通學(xué)用かばんは同じものを6年間使い続けられる」とした。具體的に、「日本のランドセルの品質(zhì)は一流だ。背負いやすく、強度が強く、保証も充実している。価格は安いもので3萬円、高いと十?dāng)?shù)萬円にもなる。本皮を使っているものが一般的で、高級なものだと手作業(yè)で作られている。カバーがセットになっているものも多い。文房具が入れられるほか、折りたたみ傘などを入れておくこともできる」と説明した。このほか、「日本では防災(zāi)頭巾も1人につき1つ用意される。保護者が手作りしたものを持たせる場合もある。これも日本獨特なもので、普段は機に掛けるか、いすにかぶせておく。地震が起きた場合、児童は真っ先にこの頭巾をかぶる」と紹介した。

そして、2つ目を「入學(xué)にかかる費用は25萬円にものぼる」とした。「公立の學(xué)校の場合、8～15萬円が必要になる。私立の場合は10～25萬円がかかることに加え、學(xué)校指定の制服を買わなければならないこともある」と説明。このほか、「少なくとも靴を3足は用意しなくてはならない。長時間歩きやすい靴と、運動用の靴、そして校內(nèi)で履く上履きだ。日本の小學(xué)校には下駄箱が備え付けられており、児童は學(xué)校に著くとまず外靴から上履きに履き替える。このため靴底に汚れはなく、校內(nèi)の清潔な環(huán)境が守られている」「晝食の時間にも、日本の小學(xué)生は各自、巾著袋に箸、スプーン、コップなどを入れて持參したものを使う。このほか、水筒、ファイル、ランチョンマット、マスク、ハンカチ、ティッシュペーパー、絆創(chuàng)膏なども持ち歩く」などと紹介した。

また、3つ目を「式典に參加する保護者は正裝をしなくてはならない」とした?！溉雽W(xué)式に參加する場合、保護者は派手な格好をしてはならず、儀式にふさわしい立派な服裝でなければならない。前日にわざわざ美容室に行ったりする保護者もいる。入學(xué)式の當(dāng)日は、新入生は新品の服やランドセルを身に著けて保護者と一緒に學(xué)校へ行く」と紹介した。

記事はこのほか、「日本では子どもが小學(xué)校に上がる前に、保護者が準(zhǔn)備教育を行う。子どもに自分の名前の書き方を教えるほか、先生や他の児童に対する禮儀や心構(gòu)えをしっかりと學(xué)ばせる。時間を守ることや、自分で服を著替えること、前日の夜のうちに翌日の支度を済ませておくことなども教え込む」「入學(xué)の1カ月前には、保護者は子どもを連れて學(xué)校までの道を繰り返し歩き、子どもに道順や交通ルールを覚えさせる。最近では多くの児童がランドセルに防犯ブザーを著けており、緊急時にすぐ鳴らせるようにしている。防犯意識を身に著けさせるために、保護者は通學(xué)路で安全に注意するよう子どもに言い聞かせ、怪しい人には近づかないよう教える。また、緊急時に保護者の連絡(luò)先や住所を周りの人に伝えられるようにも教育する」などと説明した。（翻訳?編集/巖谷）