レオン?ダイ主演「咒絲」が好評=中國ホラー映畫の力作―中國メディア

Record China    2013年7月11日(木) 12時(shí)20分

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10日、新華網(wǎng)によると、臺灣の映畫監(jiān)督兼俳優(yōu)、レオン?ダイ主演の初の本格的ホラー映畫「咒絲」が5日に初日を迎えた。

2013年7月10日、新華網(wǎng)によると、臺灣の映畫監(jiān)督兼俳優(yōu)、レオン?ダイ(戴立忍)主演の中國初の本格的ホラー映畫「咒絲」が5日に初日を迎えた。初日の興行成績は好調(diào)な滑り出しとは言い難いが、公開3日間で一定の勢いを維持しているだけでなく、上映回?cái)?shù)が初日より増えるという逆転現(xiàn)象も引き起こし、この映畫の質(zhì)が以前の國産ホラー映畫とは明らかに一線を畫していることを証明した。さらに、「咒絲」の出現(xiàn)によって、國産ホラー映畫はいよいよ面白くなってくると評価する映畫ファンも現(xiàn)れている。

■數(shù)々の謎と予測できない結(jié)末

「咒絲」は家庭関係を背景にした人々の內(nèi)心に潛む邪悪さと恐怖を描き出す。物語は、表面的には穏やかだが、水面下では暗流が激しく渦巻くある家庭をめぐって発生する一連の恐怖事件が描かれる。これまでの國産ホラー映畫に共通する問題點(diǎn)といえば、物語の展開や論理性だったが、「咒絲」は、恐怖感を過度に煽ろうとするあまり、ストーリー性をおろそかにしてしまう過去のホラー映畫とは明らかに異なる非凡な実力を発揮している。映畫を見終わった後、「予測不能な結(jié)末」とコメントする観客が多かったが、この結(jié)末はストーリー全體に対して一つの完璧な説明にもなっており、予測不能であると同時(shí)に、非常に説得力のあるものとなっている。

■家庭倫理「ホラー映畫は社會的責(zé)任を負(fù)っている」

「咒絲」はホラー映畫ではあるが、非常に新鮮なスタイルで家庭倫理や精神疾患など今の時(shí)代に合った話題を物語のテーマに取り込んでいる。妻を2回にわたって亡くしている、レオン?ダイ扮するテレビ局のキャスターは、第3者からの脅迫や家族を襲われる事件に見舞われる。このキャスターと妻たちとのいびつな家庭関係や仕事のストレスで病的なダイエットを繰り返す長女、心のトラウマのせいで精神分裂を患う長男といった各物語のエピソードはすべて、家庭や仕事、交際といった多方面の問題を抱える現(xiàn)代の人々の心に直撃する。観客たちは充分な恐怖を堪能する一方で、自分が置かれている生活や時(shí)代を深く見つめ直す。

■映畫の評判「國産ホラー映畫がいよいよ面白くなってくる」

多くの観客は、「よく練られた腳本、素晴らしいストーリー展開」、「國産ホラー映畫が本気になってきた」と映畫に高評価を與えている。「咒絲」は丁寧な作品づくりや創(chuàng)意工夫をこらした內(nèi)容によって想像以上の評価を手に入れた。映畫ファンたちからは「粗製濫造」、「物語のつじつまが合わない」といったマイナス評価の象徴だった國産ホラー映畫のイメージから抜け出し、未來に向かって発展する國産ホラー映畫の希望の門を開けたようだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤)

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