2013年7月11日、中國青年報によると、在日華僑の活動家として有名な旅日華僑中日交流促進(jìn)會の林伯耀（リン?ボーヤオ）會長は8日、「関東大震災(zāi)時の中國人虐殺を忘れるな」と華僑同胞に呼びかけた。また林會長は、今年9月1日の関東大震災(zāi)記念日に、犠牲者の追悼大會を開催することを提案した。

1923年9月1日、日本でマグニチュード（M）7．9の関東大震災(zāi)が発生した。林會長は「當(dāng)時、中國は日本に対して無私の支援を行ったが、日本人は、この機(jī)に乗じて、多くの在日中國人を虐殺した」と指摘した。

仁木富美子氏や今井清二氏など日本人研究者の調(diào)査によって得られた少數(shù)の生存者による証言によると、日本軍、警察、扇動された一部市民が、暗くなった後、都內(nèi)江東區(qū)大島町にある中國人居住區(qū)に押し寄せ、無抵抗の中國人を次々と殺害したという。江東區(qū)だけでも名前が判明している中國人犠牲者は600人を上回った。江東區(qū)以外でも同様の事件が起こったが、犠牲となった中國人の総數(shù)をまとめた統(tǒng)計資料はない。

犠牲者には、學(xué)生運動のリーダーとして有名な王希天（ワン?シーティエン）氏も含まれていた。王氏は、周恩來（ジョウ?エンライ）元首相と同時期に日本に留學(xué)、2人は親友同士だった。王氏は1918年、「全國學(xué)生救國団」運動の代表となった。この団體は、あの「五?四運動」を率いる団體となった?！搁v東大震災(zāi)中國人虐殺」の情報が國內(nèi)に伝わると、大きな抗議の動きがわき起こった。1924年3月4日に北京で催された追悼大會には、3萬人以上の人々が參加した。

林會長は「今もなお、日本政府は虐殺という真相に蓋をしている。歴史教科書にも、この悲慘な史実は掲載されていない」と訴えた。

関東大震災(zāi)発生時に中國人と同じく虐殺の被害に遭った韓國人は「関東大震災(zāi)朝鮮人犠牲者追悼碑」を東京に建立したが、中國人犠牲者を追悼する慰霊碑は、今もなお建立されていない。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）