金庫番が7億円著服、寶くじにつぎ込む―河北省邯鄲市

2007年4月14日、河北省邯鄲（かんたん）市の農(nóng)業(yè)銀行で巨額の著服事件が発生した。金庫から5100萬元（約7億6500萬円）が盜まれ、行方不明の金庫番の男2人が緊急指名手配された。指名手配はテレビでも放送されるという異例の事態(tài)となり、その結(jié)果、19日までに容疑者2人を逮捕した。捕まったのは任暁峰（レン?シャオフォン）33歳と馬向景（マ?シアンジン）36歳、いずれも同銀行で金庫の鍵と現(xiàn)金を預(yù)かる立場だった。

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任の供述によると、二人は寶くじ仲間で、初めて金庫の金、約45萬円に手を付けた時には、當(dāng)たったら返そうと軽い気持ちだったという。ところがいくら買っても當(dāng)たらないので、どんどんエスカレート。一度で元を取り返そうと考えるようになり、最高で約2億円まとめ買いしたが結(jié)局當(dāng)たらず、1か月余りで6億4500萬円を使い込んでいた。

にっちもさっちも行かなくなった2人に殘されたのは自首か逃亡。金庫からさらに約1億2000萬円を盜み、逃亡費用として折半、それぞれ逃亡の途についた。指名手配から50時間後の18日午後、馬が北京市內(nèi)で見つかり、19日午前には江蘇省連雲(yún)港市まで逃げていた任も逮捕された。著服した額の大きさも然ることながら、その使い道のあまりのむなしさは前代未聞、と國內(nèi)を騒然とさせた事件だった。（翻訳編集?WF）