2013年7月11日、シンガポール華字紙?星島環(huán)球ウェブサイトによると、珠江デルタで2割を超える土壌から基準値を超える重金屬が検出された。重金屬元素による土壌の異常は主に広州から仏山及びその周辺の経済が発展している地域に広がっている?；瘜W肥料の過度な使用による汚染が最も深刻だという。

10日、広東省から選出された全國人民代表が4つのグループに分かれ土壌汚染や補償システム、中小企業(yè)の成長、海洋経済などの議題を話し合ったが、その會議で広東省、珠江デルタの土壌汚染に関する調(diào)査結(jié)果が初めて明らかにされた。

基準値を超えて検出されたのは主にカドミウム、水銀、ヒ素、フッ素で、広東省國土庁が報告した國土資源部と広東省人民政府による調(diào)査、同省農(nóng)業(yè)庁による調(diào)査の結(jié)果でも、珠江デルタは2割を超える土壌が重金屬によって汚染されており、農(nóng)業(yè)庁の調(diào)査では28％が汚染され、水銀による汚染が最も深刻だという結(jié)果になった。特に仏山市南海県や新會県、白雲(yún)區(qū)の汚染が深刻で、基準を50％超えて汚染されているという。

しかし、ある環(huán)境問題専門家は珠江デルタの土壌汚染の「28％」という數(shù)字について、「一定面積が汚染されてはいるものの、深刻な狀況とまでは言えない」と話す。土壌が汚染されているからといって農(nóng)作物が必ず汚染されているとは限らず、重金屬元素の吸収率は作物によっても異なり、健康への影響も異なってくると指摘している。

専門家はさらに、現(xiàn)在の土壌汚染に対する対応が行き詰まっていることについて、省國土庁が報告した調(diào)査結(jié)果は耕地を調(diào)査地點にしているわけではないため各地の汚染狀況の実態(tài)はいまだ明らかになっていないとし、目下農(nóng)業(yè)部による土壌汚染調(diào)査が進められているが、汚染を解消するには技術(shù)的な條件が整っていないのが現(xiàn)狀だと指摘している。（翻訳?編集/岡田）