2013年7月11日、中國?広東省深セン市で最近、家事代行業(yè)者が始めた成人向けの“母乳提供サービス”に非難が殺到し、中止されたというニュースが話題になったが、遼寧省瀋陽市でも同様のビジネスが発展しつつあるという。中國?東北新聞網(wǎng)が伝えた。

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先日、同紙記者に情報(bào)提供者が電話で明かしたところによると、瀋陽市でこの“母乳提供サービス”が出現(xiàn)したのは半年あまり前とのこと。母乳提供者の収入は1日につき100?200元（約1600?3200円）、數(shù)人の買い手に専屬で付く場合は月1萬元（約1萬6000円）以上の収入になるという。様々な購入者がいるものの、通常は「成人向け飲料」として販売しているようだ。

提供情報(bào)を元に、記者は母乳を販売するグループのメンバーに接觸を図った。最初に會(huì)った女性は4カ月の乳児を抱いて現(xiàn)れ、2種類の「商品」を紹介した。1種類は搾乳2時(shí)間以內(nèi)のフレッシュ母乳、もう1種類は冷凍された母乳で、どちらも200ミリリットルのビニールに袋詰めされ、1袋20元（約320円）だった。彼女自身はお金のためではなく、母乳が出過ぎるため売るようになった、と語った。1日あたり3?5袋は売っているという。

別の女性に話を聞くと、彼女は看護(hù)師で、7カ月の子供に授乳中だが、やはり母乳が出過ぎて余ったため売り始めたという。自身の収入が足りない訳ではないが、手っ取り早い副業(yè)がこの方法だったらしい。記者が接觸したその他の母乳販売者の職業(yè)は販売店員やオンラインショップのオーナーなど多岐にわたったが、その中には會(huì)社員も多かった。彼女たちが母乳を売る目的は様々だが、その行為自體については特に驚くべきことではなく、こういった方法で収入を得るのは正當(dāng)なことと捉えているようだった。

この行為は法律的に問題ないのか？記者が中國法學(xué)會(huì)所屬の弁護(hù)士に話を聞いたところ、母乳は「商品」にあたらないため、違法にはならないとのこと。中國醫(yī)科大學(xué)の専門家は、母乳を飲んだ人が肝炎やエイズなどに感染する危険性を指摘した。もし授乳中の女性が感染癥のキャリアであったり、抗生物質(zhì)を亂用する習(xí)慣があったりする場合は、購入者の健康に悪影響を及ぼす可能性があると語った。(翻訳?編集/碧海)