世界経済フォーラム（WEF）が4日に発表した2019年版「旅行?観光競爭力レポート」で、日本が前回の17年と同様、世界4位、アジア1位にランクインした。日本の華字メディア?日本新華僑報網(wǎng)が伝えた。

同ランキングでは、世界の上位3位にスペイン、フランス、ドイツが並んだ。中國が前回の15位から13位に上昇したほか、韓國は16位となった。

記事は、「日本は訪日外國人観光客數(shù)や文化資源、衛(wèi)生面などが高く評価された。日本國內(nèi)には文化遺産が豊富で、新幹線に代表される交通インフラも整っている。飲料水も安全で、治安も良好だ。これらは全て外國人観光客を引きつけるカギとなっている」と指摘。さらに、「日本は2020年に4000萬人の外國人観光客を受け入れるという目標(biāo)を打ち立てた。達(dá)成のために絶えず世界に観光プログラムをアピールし、同時に観光インフラ設(shè)備の改善も進(jìn)めている」「政府や旅行業(yè)界、旅行団體などが、サービスの多言語対応や地方への誘致、宿泊施設(shè)のキャパシティー向上ならびに観光公害の防止などといった取り組みを模索している」などと説明した。

また、「今年7月の訪日観光客數(shù)を見ると、韓國からの観光客が両國関係の悪化を背景に減少傾向となったものの、中國を筆頭とする國々からの観光客數(shù)は新たな壁を突破した。中國からの観光客が初めて月間100萬人を超えたほか、米國やオーストラリア、フランスなど3大陸の9カ國から日本を訪れた観光客數(shù)も計6．9％増加した」と紹介した。

日本に14年間在住している趙（ジャオ）さんは、日本新華僑報のインタビューに対し、「（日本では）外國人観光客の數(shù)がどんどん増えて、社會の雰囲気も次第に開放的になってきている。誰でも一度日本に來れば、また2度、3度と來たくなる。今回のランキングの結(jié)果にはとても説得力があると思う」と語ったという。

また、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で同ランキング結(jié)果を報じた投稿にも、「日本は確かに良い國」「実際に、日本の伝統(tǒng)建築風(fēng)の建物はきれい」「地方によって異なる魅力がある」と評価するコメントが寄せられた。（翻訳?編集/巖谷）