2013年7月11日、中國籍のカメラマンを同行させて海軍基地を訪問した臺灣のニウ?チェンザー（鈕承澤）監(jiān)督は、臺灣國防部と海軍司令部から刑事責(zé)任を追及される可能性もあることから、この日メディアを通じてファンや関係者に向けて聲明を発表した。12日付で臺灣東森新聞網(wǎng)が伝えた。

ニウ監(jiān)督は今年8月にクランクインする最新作「軍中楽園」のロケ地選定のため、6月1日にスタッフ23人と臺灣?左営にある海軍基地を訪問。その際、中國の有名カメラマン?曹郁（ツァオ?ユー）氏を臺灣人と偽って同行させていたことが明らかになった。臺灣の軍事施設(shè)は中國籍の人物の立ち入りを禁じており、同監(jiān)督の行為は「要塞堡塁地帯法」違反にあたる。

ニウ監(jiān)督の聲明では、冒頭ですべての関係者に対して謝罪するとともに、「軍中楽園」が構(gòu)想8年の大作であり、自分たちの祖父や父親世代の人々の人生を、最大の敬意と善意をもって描きたいと思い続けていたことを明らかにした。同時に重大な過ちを犯したことを認(rèn)め、「自分は軽率で愚かだった」と反省。さらに「厳しい批判や指導(dǎo)を謙虛に受けとめる」と誓った。

ニウ監(jiān)督は「これらのことをすべて深く反省しながら、これからも頑張っていきます」という言葉で聲明を締めくくっていたため、ネット上では「『軍中楽園』の制作続行の意思は固い」との見方が有力だ。（翻訳?編集/本郷）