煙霧対策に本腰、「大気汚染防止計畫」近く発表―中國

Record China    2013年7月15日(月) 7時30分

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12日、中國では北京?天津?河北地域で斷続的に煙霧が発生している狀況から、大気汚染対策が社會各界から最も大きな注目を集める問題となっている。

2013年7月12日、中國では北京?天津?河北地域で斷続的に煙霧が発生している狀況から、大気汚染対策が社會各界から最も大きな注目を集める問題となっている。國務(wù)院が大気汚染対策で最も厳格な10項目の措置を発表したことに続き、環(huán)境保護部が中心となり策定中の「大気汚染防止計畫」も今後半月以內(nèi)に発表される見通しという。央広新聞が伝えた。

世界環(huán)境デーにあたる2013年6月5日、複數(shù)の環(huán)境保護部職員は、「國務(wù)院は現(xiàn)在、全國大気汚染防止計畫の制定を進めている。これは、北京?天津?河北地域、珠江デルタ地域、長江デルタ地域における大気汚染防止事業(yè)に関する內(nèi)容が中心となっている。特に、北京?天津?河北地域では、PM2.5(超微粒子狀物質(zhì))が頻繁に観測されている狀況から、予防?対策計畫の重點は同地域により集中するだろう」と語った。

環(huán)境保護部の陶徳田(タオ?ダーティエン)報道官は、今後の具體的なタイムテーブルについて明らかにした。陶報道官は、「策定中の大気汚染防止計畫は修正など詰めの作業(yè)を進めており、早ければ半月以內(nèi)に発表される可能性が高い。同計畫は國務(wù)院がこのほど発表した大気汚染対策の10項目措置をさらに拡大したもので、最も厳格な大気汚染管理計畫となるだろう」とコメントした。

大気汚染防止計畫では、全國、特に北京?天津?河北地域など重點地域における大気汚染管理に関する重要目標と厳格な措置が盛り込まれており、大気汚染防止事業(yè)における今後5年間のロードマップ詳細が定められている。環(huán)境工商聯(lián)環(huán)境商會の駱建華(ルオ?ジエンホア)秘書長は、「計畫は再修正を加えるべき部分がまだ殘っているが、1兆7000億元(約27兆4300億円)という投入予定資金は確定している。計畫の中で特に注目すべき點は、今後5年以內(nèi)に大気の質(zhì)をある程度のレベルまで改善することを明確に示していることだ」と語った。

計畫の改正作業(yè)に攜わった専門家は「例えば、北京?天津?河北地域では、石炭燃焼を大幅に削減するという目標が掲げられた。というのも、この地域の大気汚染は石炭燃焼に起因するところが大きく、汚染物質(zhì)の排出量が多く、受容能力を超えているのが、この地域の環(huán)境汚染の主因となっているからだ」と指摘した。また、この専門家は、「計畫では、大気中の汚染物質(zhì)含有量の減少を目的として、生産能力の一部を、汚染がそれほど進んでいない他の地域に移転することについても言及している」と続けた。

北京市はこのほど、PM2.5汚染の抑制を中心とした各種汚染物質(zhì)の全面的な一斉削減を目標に掲げる「北京市2013?2017年クリーン大気行動計畫」を?qū)徸h?可決するなど、一連の措置を発表している。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/TF)

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