2013年7月14日、中國のネット上でアモイ航空のキャビンアテンダント（CA）2人が制服を著たまま「正點(diǎn)（定時(shí)、定刻の意）」と記したパネルに向かって拝んでいる寫真が話題になっている。このパフォーマンスが原因でCA2人は停職処分を受けたとの噂も広がっている。中國紙?海西晨報(bào)が伝えた。

話題になっている寫真では、緑色のキラキラテープのようなものでそれぞれ「正」と「點(diǎn)」と記したパネル2枚を正面にして、制服を著たCA2人が両手を頭の上で合わせて拝んでいる。さらに、パネルの前に“お供え物”として、皿の上に果物やケーキなどが置かれている様子が寫っている。

ネット上では、CA2人はこのパフォーマンスが原因で停職処分を受けたとの噂が広がっている。記者がアモイ航空に事実関係を問い合わせたところ、「詳細(xì)についてはお答えできません」とのことだったが、一方で、「制服を著て『正點(diǎn)』を拝む行為は職務(wù)違反には當(dāng)たらず、停職処分を受けたとの噂は事実無根」との回答を得た。

中國では最近、天候不順などの影響で各地で航空機(jī)の遅延や運(yùn)行キャンセルが頻発しており、乗客とグランドスタッフとのトラブル発生の原因になっている。そのため、記事は「航空各社が『正點(diǎn)』を祈る気持ちも十分わかる」と理解を示している。

なお、「正點(diǎn)」を拝むパフォーマンスは今回のアモイ航空が初めてではなく、11年ごろから流行しており、中國南方航空や中國東方航空などでも同様の寫真が流出したことがある。（翻訳?編集/HA）