ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）は9月7日、「子どもは米國(guó)籍でアメリカンスクールへ。ネット民は見逃さない」と題して、香港?蘋果日?qǐng)?bào)（アップルデイリー）の報(bào)道を掲載した。

記事によると、中國(guó)中央テレビ（CCTV）のある女性キャスターが愛國(guó)を説いて、ネットでの批判が物議を醸している。記事は「中國(guó)當(dāng)局が香港の若者の愛國(guó)教育の不足を批判している折も折、中國(guó)中央テレビの著名な女性キャスター?董卿（ドン?チン）が最近、出演した番組『開學(xué)第一課』で子どもたちに『愛國(guó)心と國(guó)旗を愛する心』を説いたことが波亂を巻き起こしている」と紹介。董卿は米國(guó)に留學(xué)し、米國(guó)で出産した子どもが現(xiàn)在、上海アメリカンスクールに通っていることから、ネットユーザーは「米國(guó)の市民権を持っているのは間違いない」などと批判しているという。

同番組は、中國(guó)教育部と中國(guó)中央電視臺(tái)の共作で、CCTV-1で放映される小中學(xué)生向けテレビ番組。毎年9月1日前後に放映される。

報(bào)道によると、番組視聴者からのメッセージでは、「董卿の子どもが國(guó)籍を選ぶのは個(gè)人的なことには違いないが、中國(guó)の子どもにとって外國(guó)籍を持つことは間違いなく有利なことだ」と指摘している。また、ネットユーザーや視聴者は、「子どもに米國(guó)籍を得させるために米國(guó)で子どもを産もうと考えている人間が中國(guó)に戻ってから他所の家の子どもに愛國(guó)心と民族の誇り語(yǔ)るなんて、なんとも滑稽で笑える話では？」と疑問(wèn)を呈しているという。

こうした疑問(wèn)の聲に対して、董卿は「自分の子どもは米國(guó)籍を持っているが、子どもがより良い教育を受けられるようにと思っただけで、そのことと子どもが愛國(guó)心を持つこととは矛盾しない」と語(yǔ)っているというが、ネットユーザーはこの解釈に納得していないようで、ハンドルネーム「小兵大將2009」と稱するネットユーザーは「米國(guó)に子どもを産みに行くのはいいが、他人を教えるのはうんざりだ」と批判しているという。（翻訳?編集/坂下晃）