中國のがん予防水準(zhǔn)は日韓より50年遅れ、8割が中?末期に発見―中國紙

Record China    2013年7月16日(火) 7時20分

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15日、中國のがん患者の8割が発見時すでに中?末期の狀態(tài)であることが分かった。資料寫真。

2013年7月15日、中國のがん患者の8割が発見時すでに中?末期の狀態(tài)であることが分かった。がんが末期になると、診斷5年後の生存率が極めて低下する。末期の肺がんの場合、余命は1年、末期の肝臓がんで黃疸や腹水の癥狀が出ると余命はわずか1?3カ月となる。北京市疾病予防コントロールセンターなどは14日、「がん早期発見プロジェクト」を始動し、より多くの患者ががんを早期発見し、がんの芽を摘み取ることができるよう望むとした。北京晩報が伝えた。

宣武病院胸部外科の支修益(ジー?シウイー)主任によると、肺がんの場合、もし早期発見できれば、手術(shù)後に慢性病として治療を受け、數(shù)年から十?dāng)?shù)年生きることができるという。

中國醫(yī)科院がん病院の田艶濤(ティエン?イエンタオ)腹部外科主任は、「中國で毎年増加する胃がん患者のうち、7割が末期患者だ。一方、日本や韓國では早期胃がん患者が85%を占める。中國の胃がん予防レベルは韓國や日本に比べ50年遅れている」と語る。

また、ある専門家は「中國のがん治療能力は低いわけではなく、大病院の設(shè)備や診療水準(zhǔn)はすでに先進(jìn)國に近づいている。ただし、中國はがんの予防コントロール能力が低い」と指摘する。

早期がんの90%ははっきりとした癥狀がないため、多くの人はがんを患ったことに気づかない。中期から末期になり、痛みや出血、明らかな體重減少などの癥狀が出て初めて気づく人が多い。この段階で病院に行っても、多くの患者は治療の機(jī)會を逃してしまう。

がんを早期発見するには定期的な検査を行う他ないが、普通の健康診斷とがん検診は異なる。北京市疾病予防コントロールセンターのがん早期発見プロジェクト擔(dān)當(dāng)者によると、普通の健康診斷にはがんの検査が含まれないため、がんの前兆やリスクを発見することができないという。

同センターと市の予防醫(yī)學(xué)研究センターは近年、がんの早期発見に研究の重點を置いている。このほど始動したがん早期発見プロジェクトでは、血液検査で肝臓がん、乳がん、食道がん、前立腺がんなど10種類のがんリスクを判定し、予防に向けたアドバイスを行うことができる。

現(xiàn)在、中國の一部の公立病院、第三者の遺伝子検査機(jī)関などではがん検診を?qū)g施しているが、いずれも検査費用が高い。上述のプロジェクトが始動され、國薬陽光健康管理研究院によるP53遺伝子(がん抑制遺伝子)検査が各地で行われるようになれば、検査費用が大幅に下がると見られる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/TF)

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