2013年7月16日、カート?キャンベル前米國(guó)務(wù)次官補(bǔ)とマイケル?グリーン戦略問(wèn)題研究所副所長(zhǎng)は日本記者クラブで記者會(huì)見(jiàn)した。キャンベル氏は尖閣諸島をめぐる日中間の係爭(zhēng)について、「危機(jī)的狀況を回避することが先決」と強(qiáng)調(diào)。その上で、中國(guó)に対しては軍艦や公船による挑発をやめるよう働きかける一方、日本には中國(guó)と対話すべきだと求めていることを明らかにした。グリーン氏は中國(guó)の戦略的臺(tái)頭に対し「抑止と説得で臨むのが米國(guó)の方針であり、日本が中國(guó)との関係を改善するよう望みたい」と語(yǔ)った。

【その他の寫真】

キャンベル氏の発言要旨は次の通り。

米國(guó)のアジア政策には「北東アジア地域の外交政策の中心を中國(guó)に置くべきだという考え方」と「同盟國(guó)との緊密な協(xié)力を中心にすべきだとの考え方」の2つがあるが、今後はより深化した戦略を持たなければならない。中國(guó)との関係の深化も進(jìn)めるべきだし、ASEAN地域サミットなど東南アジアとの絆も深める必要がある。歐州やインドなどとも連攜していく必要がある。TPP（環(huán)太平洋連攜協(xié)定）も重要である。

オバマ政権をはじめ米國(guó)の対アジア政策は超黨派で取り組んでおり、日本に信頼を寄せている。米國(guó)は70年近くに渡って日本の安全と安定をサポートしてきており、この約束を打ち切る考えはない。日本も信頼してほしい。

北朝鮮、中國(guó)など北東アジアをめぐる問(wèn)題は微妙であり、緊密な日米間協(xié)議が必要だ。日本が中國(guó)、韓國(guó)と良好な関係を築くよう願(yuàn)っている。互いに冷靜になることが重要だ。

尖閣諸島問(wèn)題での米國(guó)の方針は（1）主権については基本的にどちらの「立場(chǎng)」も取らない、（2）（沖縄）返還以來(lái)、日本による尖閣諸島の実効支配が続いている、（3）危機(jī)が発生した場(chǎng)合安全保障上の規(guī)約に則って対応する、（4）危機(jī)的狀況を回避することが先決だ―の4點(diǎn)である。中國(guó)に対しては軍艦や公船による挑発をやめるよう働きかける一方、日本には中國(guó)と対話すべきだと要請(qǐng)している。（取材?編集/HY）