2019年9月9日、央視網(wǎng)は、山東省に住む少女2人が動(dòng)畫サイトをまねて空き缶でポップコーンを作ろうとしたところ爆発が起き、1人が死亡する事故が発生したと報(bào)じた。

8月22日、2人の少女が家の中で動(dòng)畫サイトの內(nèi)容をまねし、空き缶を使ったポップコーンづくりにチャレンジしていたところ、高濃度アルコールに引火して爆発が起こった。やけどを負(fù)った2人は棗荘市內(nèi)の病院に運(yùn)ばれて手當(dāng)を受けたが、そのうち1人の14歳の少女は全身の96％にやけどを負(fù)う重傷で、9月5日に死亡した。

比較的軽傷だった12歳の少女は「反応がなかったのでアルコールを注いだら爆発した」と語っている。死亡した少女の父親は、少女らが閲覧したとみられるネット動(dòng)畫を確認(rèn)したところ危険性に関する注意喚起はなかったと語り、「娘は動(dòng)畫をまねてこんな結(jié)果になった。動(dòng)畫サイトを告訴しようと思っている」と涙ながらに話したという。

事故発生以降、ネット上では責(zé)任の所在をめぐる議論が絶えず、「動(dòng)畫の制作者と公開者は危険を知らせる責(zé)任を果たしていなかった」との聲が出る一方で、保護(hù)者にも監(jiān)督責(zé)任があるとするユーザーもいるようだ。動(dòng)畫はすでに削除されているが、動(dòng)畫を発表したアカウントは削除されていないという。動(dòng)畫の制作者と公開したサイトからのコメントは得られていない。

この事故について、天津市にある法律事務(wù)所の弁護(hù)士は、動(dòng)畫の中で安全注意喚起を行わなかったことは動(dòng)畫の作成者、動(dòng)畫サイトが共同で負(fù)うべき責(zé)任であるとし、仮に父親が訴えを起こした場(chǎng)合「勝訴する確率は5割以上」との見方を示した。（翻訳?編集/川尻）