2019年9月9日、米華字メディア?多維新聞は韓國(guó)メディアの記事を引用し、「レアアースの輸出制限以外にも、中國(guó)が米國(guó)に切れるカードはある」とする記事を掲載した。

記事はまず、中國(guó)は今年5月に米中貿(mào)易戦爭(zhēng)のカードとしてレアアースの対米輸出に制限をかける可能性を示唆したと説明?！袱长嗡?、中國(guó)は米國(guó)債の売卻をもう一つの報(bào)復(fù)手段とすることを考えている」とした上で、韓國(guó)?ニューシスが「中國(guó)はレアアースや國(guó)債売卻よりもっと強(qiáng)力なカードを持っている」と報(bào)じたことを伝えた。

記事は次に、「米議會(huì)諮問(wèn)機(jī)関の米中経済安全保障調(diào)査委員會(huì)（USCC）が7月31日に開(kāi)いた聴聞會(huì)で驚くべき事実が披露された。米國(guó)は抗生物質(zhì)の97％を中國(guó)から輸入しているというのだ。以前、米メディアは、『國(guó)家経済會(huì)議（NEC）のゲーリー?コーン前委員長(zhǎng)がプライベートな集まりで中國(guó)の薬品に対する依存について強(qiáng)調(diào)した』と伝えている」と説明。さらにニューシスの指摘として、「2000年以降、米國(guó)の多くの製薬會(huì)社や醫(yī)療機(jī)器メーカーがコスト削減のため、次々と中國(guó)に生産施設(shè)を移した」「中國(guó)もハイテク産業(yè)の育成政策『中國(guó)製造2025』に製薬を入れ、醫(yī)薬品原料の生産に力を入れている」ことを紹介した。記事によると、中國(guó)は世界の20％の醫(yī)薬品原料を生産しているという。

記事は、中國(guó)が醫(yī)薬品原料の輸出に制限を掛けたとすると、米國(guó)はインドなどに供給を求めることは可能だがそのコストは「非常に高い」と指摘。ある専門(mén)家によると、インドで醫(yī)薬品原料を生産するには中國(guó)から70～75％の原料を輸入する必要があるそうだ。

ではなぜ中國(guó)はそのカードを切らないのか？。韓國(guó)?亜洲日?qǐng)?bào)はまず、道徳的な理由、そして中國(guó)も歐米など先進(jìn)國(guó)の醫(yī)薬品に頼っている現(xiàn)狀があると指摘する。しかし中國(guó)は以前から十分な反撃手段はあると米國(guó)に警告していることから、この「抗生物質(zhì)」カードが貿(mào)易戦爭(zhēng)の武器になる可能性は否定できないという。（翻訳?編集/和田）