2013年7月16日、中國籍のカメラマンを軍施設(shè)に同行していたことがわかった映畫監(jiān)督ニウ?チェンザー（鈕承澤）氏が、取り調(diào)べのため臺(tái)灣?高雄地検に出頭。「違法とは知らなかった」と騒動(dòng)の狀況について語った。中央社が伝えた。

ニウ監(jiān)督は先月1日、來月中旬にも撮影開始予定の映畫「軍中楽園」のロケ地選定のため、スタッフら総勢23人で臺(tái)灣?左営にある海軍基地を訪問した。同行者の中には中國籍の著名カメラマン曹郁（ツァオ?ユー）氏が含まれていたが、彼の名前や國籍を偽って潛り込ませていたことが後日、明らかになった。臺(tái)灣の軍事施設(shè)では、中國籍の人物の立ち入りは厳禁。今回のニウ監(jiān)督の行動(dòng)は「要塞侵入罪」に該當(dāng)する。

16日、ニウ監(jiān)督は取り調(diào)べを受けるため映畫スタッフや軍関係者ら計(jì)11人と高雄地検に出頭。検察官に対しては、「中國籍の人物の立ち入り禁止を知らなかった」と語っている。また、検察前に待機(jī)していた取材メディアに対しても、「違法とは知らなかった」と繰り返し語った。

臺(tái)灣の人気俳優(yōu)イーサン?ルアン（阮經(jīng)天）主演で、軍の全面協(xié)力を得て制作が進(jìn)められていた「軍中楽園」。撮影準(zhǔn)備としてすでに巨額の資金が投入されているが、クランクインに漕ぎ著けるかどうかは現(xiàn)在のところ不明だ。これに関しては、ニウ監(jiān)督自身もコメントを避けている。また、毎年夏に行われる臺(tái)北映畫祭が今年も開催中で、ニウ監(jiān)督はこれにプレゼンターとして例年通り參加予定だったが、急きょ、今年は辭退することを発表している。（翻訳?編集/Mathilda）