豪モナシュ大學(xué)のコールフィールドキャンパスで、中國(guó)人をはじめとする外國(guó)人留學(xué)生が學(xué)生會(huì)に立候補(bǔ)することを禁止する意味合いを持つ規(guī)定が新設(shè)され、物議を醸している。12日、中國(guó)メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

記事は、豪メディア?The Age（ジ?エイジ）の11日の報(bào)道を引用。同キャンパスの學(xué)生會(huì)幹部らによって可決された新たな規(guī)定により、學(xué)生會(huì)の選挙候補(bǔ)者は週に22時(shí)間の業(yè)務(wù)時(shí)間を合法的に確保しなければならないとされた。しかし、豪州の定める規(guī)定では、學(xué)生ビザで滯在する外國(guó)人は週に20時(shí)間を超えて働いてはいけないことになっている。モナシュ大學(xué)の學(xué)生のうち、外國(guó)人留學(xué)生の割合は62％を占める。記事は、「この新たな規(guī)定は、大學(xué)の半分以上の學(xué)生を?qū)W生會(huì)の選挙から排除したことを意味する」と指摘した。

新規(guī)定について世間では「最近、豪州の政界や學(xué)術(shù)界はいわゆる“中國(guó)が學(xué)內(nèi)にもたらす影響による脅威”について懸念しており、今回の動(dòng)きも中國(guó)人學(xué)生が學(xué)生會(huì)を牛耳ることを防ぐ目的があるのだろう」という意見(jiàn)が出ているという。

また、同大學(xué)の中國(guó)人學(xué)生からは「學(xué)生會(huì)はこの規(guī)定を利用して、中國(guó)人學(xué)生のグループを選挙で不利な局面に置こうとしている」「今回の決定は、中國(guó)人やその他の國(guó)々の學(xué)生を狙った、偏見(jiàn)や人種差別的な性質(zhì)を帯びたものだ」「今回の規(guī)定において行われた変更は、外國(guó)人留學(xué)生、とりわけ中國(guó)人學(xué)生に対する攻撃に他ならない」といった批判が上がっているという。

記事は「同大學(xué)の執(zhí)行役員は、大學(xué)が外國(guó)人留學(xué)生を差別しているというような印象を外部に與えないために、今回の件について學(xué)生団體との間で調(diào)整を行っている」と伝えた。同大學(xué)で學(xué)ぶ中國(guó)人の大學(xué)院生は環(huán)球時(shí)報(bào)の取材に対し、「大學(xué)側(cè)の消極的な対応に不満を抱いている」と述べたほか、「學(xué)生生活の中で教師や豪學(xué)生からの偏見(jiàn)や差別を受けたのは今回が初めてではない。モナシュ大學(xué)では以前にも中國(guó)系學(xué)生を侮辱する內(nèi)容のポスターなどが貼られたことがある」「今回の規(guī)定に不満を感じているのは中國(guó)人學(xué)生だけではない。インド系やパキスタン系の學(xué)生も同じように憤っている」などと語(yǔ)ったという。

記事によると、ある外國(guó)人留學(xué)生組織はすでに學(xué)生會(huì)選挙の仲裁委員會(huì)に対し、「今回の規(guī)定は豪州の機(jī)會(huì)均等法（Equal Opportunity Act）に違反している」として疑問(wèn)を呈した。仲裁委員會(huì)は「同規(guī)定は外國(guó)人留學(xué)生に対する間接的な差別にあたる」としたものの、「同法はビザの種類に基づく差別に対して保護(hù)を提供するものではない」とし、同規(guī)定を支持しているという。（翻訳?編集/巖谷）