マルタのカジノ情報(bào)サイト?Casino.orgは10日、「カンボジア政府がオンライン?ギャンブルを禁止したことで、多くの中國(guó)人がカンボジアを離れている」と報(bào)じた。12日付で中國(guó)メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

これまで、カンボジアでは中國(guó)本土から流入した犯罪者集団が詐欺事件などを働くことが問(wèn)題視されてきた。先月18日、カンボジアのフン?セン首相は、オンライン?ギャンブルのライセンスの新規(guī)発行?更新を停止することを決定。これにより、既存のライセンスの有効期限が全て切れる來(lái)年8月には、カンボジアでオンライン?ギャンブルが実質(zhì)的に全面禁止されることになる。

記事によると、首相の決定から2週間以內(nèi)にカンボジアを離れた中國(guó)人の數(shù)は、最大で12萬(wàn)人に上ったという。米シアトル?パシフィック大學(xué)のBradley Murg教授は、「この出國(guó)者數(shù)は、（特定のカンボジア居住者だけでなく）旅行や出張でカンボジアを訪れた全ての中國(guó)人の総數(shù)のはずだ」としつつも、「関係者の話によると、シアヌークビル（中國(guó)人が多く住むカンボジア南部の都市）では1日のうちに1萬(wàn)人の中國(guó)人が流出する日もあった」「バヴェット（同じく中國(guó)人の多いベトナムとの國(guó)境付近の都市）からは賭博業(yè)に攜わる人々のうち3分の2が離れた」などと紹介した。

同氏はまた、「カンボジアを離れた人々は、一旦中國(guó)へと戻り、次に、國(guó)內(nèi)でのオンライン?ギャンブルを認(rèn)可しているフィリピンのマニラに向かう可能性が高い。一方、そのままカンボジアに殘って別のビジネスチャンスを探そうとする人もいる」と指摘。さらに、「建築業(yè)や服飾業(yè)に攜わる在カンボジア中國(guó)人らは、（今回の変化の）影響を全く受けない。オンライン?ギャンブルという特定の業(yè)界を除いて、中國(guó)によるカンボジア投資は決して停滯しない」とも予測(cè)したという。

このほか、カンボジア入國(guó)管理局のスポークスマンであるAth Bony氏も、「今では出國(guó)する中國(guó)人の數(shù)が入國(guó)者數(shù)を上回っている。彼らが出國(guó)する確かな原因は私には分からないが、オンライン?ギャンブルの禁止と関連している可能性が高い」と指摘しているという。（翻訳?編集/巖谷）