2013年7月18日、中國新聞網(wǎng)が報じたところによると、中國人力資源?社會保障部（人力資源?社會保障?。─我得瘢ēぅ?ウェイミン）部長は北京で16日、「中國の労働者數(shù)は多いが、労働力総量の圧力や構造上の矛盾が存在している。中國の就職問題の深刻度や複雑度は、ほかのいかなる國とも比較できないほどになっている」と指摘した。

同日、尹部長は、複數(shù)の委員會が共同で開催した、中國獨特の社會主義や中國の夢を宣伝する2回目の報告會で、「就職優(yōu)先戦略を実施し社會保障體系の構築を推進する」と題する報告を行った。

中國は今年、大學卒業(yè)者數(shù)が過去最高の699萬人に達し、「史上最悪の就職難」に直面している。また、大學卒業(yè)者數(shù)は今後5年も、700萬人前後となる見込みだ。同數(shù)字は、毎年、新たに人材市場に入る労働力の半分を占めている。

一方、中國の20-59歳の生産年齢人口は、2020年にピークに達し、8億3100萬人になると見られている。これらのデータは、中國は今後しばらくの間、就職者數(shù)の増加という巨大な圧力に直面しなければならないことを示している。

尹部長は報告の中で、「就職は民生の本意で、社會保障は民生の安心の源。この2つは、國民全體の幸福を占う基本的制度で、中國の夢の重要な部分」と指摘した。

さらに、「就職難は世界的な難題」と尹部長?！钢袊蝿簝P者數(shù)は多く、都市部と農村部の二元構造の特徴が突出しており、産業(yè)転換という特殊な段階にも入っている。労働力総量の圧力や構造上の矛盾が存在しており、中國の就職問題の深刻度や複雑度は、ほかのいかなる國とも比較できないほどになっている」という。

昨年11月に開催された中國共産黨第18回全國代表大會の報告書は、「就職」という重要な民政問題に特に注目し、「十分な就職先」を今後の経済社會発展の重要目標に定めると同時に、「質の高い就職の実現(xiàn)」という新しい目標と新たな支持を明確に示している。

尹部長によると、2013年上半期、中國の都市部で新たに就職した人の數(shù)は、前年同期比31萬人増の725萬人に達したほか、故郷以外の地に出かけ就職した出稼ぎ労働者が、前年同期比400萬人増の1億7100萬人に達した。そして、都市部での失業(yè)率は4．1％を保っているなど、就職の動向は全體として落ち著いた狀況になっている。

今後、就職難をいかに緩和するかに関して、尹部長は、「就職先を十分に確保しなければならず、そのために就職優(yōu)先戦略や積極的な就職政策を徹底的に実施しなければならない。また質の高い就職ポストを作り出さなければならない。さらに、労働者の就職や起業(yè)能力、転職能力などを向上させ、就職差別を根絶するための法規(guī)?政策をさらに整えなければならない。このほか、國有企業(yè)の新入社員募集を規(guī)範化し、公平な就職環(huán)境を作り出さなければならない」と強調した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ KN?編集/武藤）