なぜ中國人は日本に対して一種の言葉にできないうぬぼれや劣等感を抱くのか―中國人専門家

Record China    2019年9月17日(火) 21時40分

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13日、中國誌?三聯(lián)生活週刊は、「なぜ中國人は日本に対して一種の言葉にできないうぬぼれや劣等感を抱くのか」と題する記事を掲載した。

2019年9月13日、中國誌?三聯(lián)生活週刊は、「なぜ中國人は日本に対して一種の言葉にできないうぬぼれや劣等感を抱くのか」と題する記事を掲載。日本思想史の研究家で中國社會科學(xué)院文學(xué)所研究員の孫歌(スン?ガー)氏の見解を紹介した。

記事によると、中國の洋務(wù)運動や戊戌変法としばしば比較され、中國でも近代化の成功例とみなされている明治維新について孫氏は「長いスパンで見た歴史の流れからみれば、明治維新が本當(dāng)に成功したとは言い難い」とし、その理由として明治維新に始まる日本の近代化が「主體的に戦爭を起こすことで実現(xiàn)した」點を挙げた。また、「対外進(jìn)出を頼りにした近代化の道を進(jìn)んだ日本は、これまで國內(nèi)で革命的な変革が起きていないとの認(rèn)識を持っている」とも指摘した。

孫氏は、自身がかつて「中國人は日本に対して一種の言葉にできないうぬぼれや劣等感を抱いている」と発言したことについて、「中國の巷間では、確かに明治維新に対して羨望や嫉妬の意識がある」と指摘?!袱长欷辖越丹螒閬yや日本を含む歐米列強への領(lǐng)土割譲や賠償といった記憶が非常に深く、心理的にアンバランスになっているため」とした。また、「中國人はよく『われわれには數(shù)千年の文明があり、宗主國で、日本の文明発展はとても遅かった。日本は近代化で得をしただけだ』と考える。まるで日本が光り輝く中で先進(jìn)國になり、それは明治維新がもたらしたものかのように。しかし、実際は違う。外にいるわれわれは、近代において戦爭が日本に與えた內(nèi)的なダメージを感じることはできない。日本が完全に幸福な社會なら、これほどまでに抑うつ癥狀の発癥率が高いことがあり得るだろうか」とした。

さらに、日本の思想家?竹內(nèi)好が明治維新の近代化について「文化は総じて西洋から來たもの」とし、「日本は強者である西洋に右へ倣えの『優(yōu)等生文化』に甘んじ、自我意識を喪失した」と批評したことを取り上げ、「深い思考である」と評価?!钢袊摔犀F(xiàn)代化を急ぎ過ぎていて、その過程にある多くの問題を認(rèn)識できていない。福沢諭吉は『智』の重要性を提起し、中江兆民は進(jìn)化の多様性を説いた。竹內(nèi)好も含め、これらの思考の遺産にはとても考えさせられる。われわれも彼らのよう自らの歴史を見つめることで、われわれの公共の知恵もさらに成熟するのではないだろうか」と論じた。(翻訳?編集/川尻

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