日本が軍事的な存在感を高めるも、中國が黙っているのはなぜか―米華字メディア

Record China    2019年9月19日(木) 10時50分

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17日、米華字メディア?多維新聞は、軍事的な存在感を示している日本に対して、中國政府が沈黙を続けている背景について論じた記事を掲載した。

2019年9月17日、米華字メディア?多維新聞は、國際社會で軍事的な存在感を示している日本に対して、中國政府が沈黙を続けている背景について論じた記事を掲載した。

記事は、「昨年以來、日本は國際的な軍事協(xié)力でますます大きく歩みを進(jìn)めており、オーストラリアとは昨年1月より両國の新たな軍事同盟関係につながる訪問部隊地位協(xié)定(VFA)締結(jié)に向けた協(xié)議を進(jìn)め、今年5月にはオーストラリアが日米韓による西太平洋海域での合同軍事演習(xí)に初めて參加した」と紹介。また、「日本はインドとも軍事的なつながりを深めており、より実質(zhì)的な軍事裝備協(xié)力に発展しつつある」とした。

一方、中國政府が日中関係の改善を大々的に進(jìn)めるなか、「中國の民間からは日本の軍事面での動向を批判する聲が出ている」とし、8月23日には中國の民間シンクタンク「中國戦略文化促進(jìn)會」が「日米同盟の強(qiáng)化と日本の防衛(wèi)力増強(qiáng)により、日中両國は安全保障面において長期的な緊張関係にある」とする報告書を発表したことを伝えた。

その上で、記事は「昨年、日中関係は雪解けを?qū)g現(xiàn)したものの、軍事や安全保障分野については最低限の相互信用に向けた努力が続いている狀態(tài)に過ぎない」とし、「中國政府が日本の政治大國化、再軍事化への企図に対して慎重かつ冷靜な姿勢を示しているのは、米中貿(mào)易戦爭への対処という最優(yōu)先課題を踏まえての、戦略的な調(diào)整の現(xiàn)れだ」と論じた。

また、「表面では沈黙を保っている中國政府も、東アジア情勢に対処するための行動はしっかりとやっている」と解説。7月23日に中國とロシアの空軍が日本海や東シナ海海域にて初の合同空中戦略巡航を?qū)g施し、今後これを常態(tài)化する構(gòu)えを見せていることを挙げ、「日本の軍事影響力拡大に長期的に対応すべく準(zhǔn)備をしていることの表れだ」とした。(翻訳?編集/川尻

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