中國(guó)メディア?中國(guó)経済網(wǎng)は19日、「地下鉄の女性優(yōu)先車両は形骸化している」と指摘し、その在り方について寄せられた意見(jiàn)を紹介した。

記事は、「広東省深セン市の地下鉄は2017年に率先して女性優(yōu)先車両の設(shè)置に取り組んだ。その目的は、公共交通機(jī)関の分野における女性尊重の風(fēng)潮を高め、深センをより洗練された都市にすることだった」と説明?！袱筏?、最近では女性優(yōu)先車両に乗る男性が非常に多く、その形骸化が指摘されている」とした。

その上で、今月16～17日に深セン地下鉄を現(xiàn)地取材した結(jié)果を元に、「ピーク時(shí)にもかかわらず、女性優(yōu)先車両に乗るための列には多くの男性が並んでいた?；祀jした車內(nèi)には、女性が目の前に立っていてもスマートフォンゲームに熱中したり、目を閉じて見(jiàn)ないふりをしたりしている男性もいた」と伝えた。

記事はこのほか、「自分が妊娠7カ月だった頃、誰(shuí)も席を譲ってくれなかった。最近子どもをだっこしながら電車に乗ったときも、10駅の間1人も席を譲ってくれる男性はいなかった」「女性優(yōu)先車両も普通の車両と一緒で、何も『優(yōu)先』などされていない」といった女性利用者によるネット上の書き込みを紹介した。

続いて、女性優(yōu)先車両の在り方について寄せられたの意見(jiàn)を紹介。「女性優(yōu)先車両はそれを必要とする人々のための措置で、男性と生理的に異なる女性、とりわけ妊娠中や子育て中の女性にとって欠かせない。さらに言えばお年寄り、病人、障害者、妊婦のための車両があってもよい」といった意見(jiàn)が出た一方、「ラッシュ時(shí)の交通資源が不足していることこそが、男性が女性優(yōu)先車両に押し寄せてしまう根本的な原因。そのため地下鉄の輸送能力を高めることがカギとなる。公共交通機(jī)関は誰(shuí)にとっても平等であるべきで、男性が通勤ラッシュ時(shí)に女性優(yōu)先車両に乗っている現(xiàn)狀は理解されるべきだ」という聲も上がったという。

また、一部の人は「どの車両にも優(yōu)先座席があるが、そこに座る誰(shuí)もが他人に席を譲るという狀況ではない。重要なのはやはり人々のマナーだ。本當(dāng)に女性を守りたいなら、社會(huì)全體のモラルを高めるべきで、一人ひとりの男性が紳士的になれば、女性優(yōu)先車両を設(shè)ける必要もなくなる。車內(nèi)マナーを啓発するボランティアを?qū)毪工毪韦猡瑜い坤恧Α工胜嗓戎刚筏郡趣いΑ?/p>

このほか、「女性優(yōu)先車両の設(shè)置は、気まずい出來(lái)事や癡漢といった事件を防ぐことにもつながっている。癡漢などをした人について、乗車記録を殘したり、ブラックリストに入れたりといった徹底的な処罰を設(shè)けることで、罪を犯すことに対するリスクを高めるべきだ。日本の癡漢事件は『推定有罪』とも言われており、逮捕された場(chǎng)合に無(wú)実を立証することが難しい。そのため、疑いがかけられることを避けたい日本の男性は、あえてラッシュ時(shí)に女性優(yōu)先の車両に乗るようなことはしない」などと、日本の狀況を參照する意見(jiàn)も寄せられたという。（翻訳?編集/巖谷）