2019年9月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、米物流大手フェデックスのパイロットが弾丸を不法に輸送した疑いで中國(guó)當(dāng)局に身柄を拘束されたとする、米メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、米紙ウォールストリートジャーナルが先日「フェデックスのパイロットが中國(guó)南部で警察當(dāng)局に拘留された。當(dāng)局はパイロットが不法に弾薬を輸送しようとし、かつその荷物內(nèi)からは非金屬ガス銃の弾丸が見つかったとしている」と伝えたことを紹介した。

そして、この情報(bào)に対してフェデックスが20日、環(huán)球時(shí)報(bào)に対して「パイロット1人が広州で拘束され、現(xiàn)在は保釈段階にある」と回答、事実関係を認(rèn)める一方、拘留された際に見つかった物品については明らかにせず「関係當(dāng)局に協(xié)力して、真相をはっきりとさせる」との姿勢(shì)を示したことを伝えている。

中國(guó)の宅配業(yè)専門家?趙小敏（ジャオ?シアオミン）氏は「もし見つかったのが非金屬ガス銃に裝てんする弾丸だと確認(rèn)されれば、これは刑事事件になる。フェデックスが管理上重大な欠陥を抱えていることを十分に表すもので、同社の中國(guó)における名聲に致命的な影響と、挽回できない損失を與えることになるだろう」とコメントした。

記事は、同社による中國(guó)國(guó)內(nèi)でのトラブルが近ごろ相次いでいるとし、先月には福建省の企業(yè)が受け取った同社の宅配小包の中から銃が見つかり、現(xiàn)地の警察當(dāng)局が捜査に乗り出し、今月初めにも同社の中國(guó)法人が香港に規(guī)制対象の刃物を輸送した疑いで當(dāng)局が調(diào)査を行ったという報(bào)道が出ていたことを併せて紹介している。（翻訳?編集/川尻）