2013年7月22日、現(xiàn)在のトヨタ、ゼネラルモーターズ（GM）、フォルクスワーゲン（VW）の勢いから考えると、今年下半期には世界初の自動車販売臺數(shù)1000萬臺達(dá)成に向けて各メーカーがラストスパートをかけるとみられるが、諸々の要因を総合的に考えれば、決戦は來年に持ち越されることが予想される。國際商報が伝えた。

今月16日までに、GMとVWが今年上半期の世界販売臺數(shù)を相次いで報告した、GMは前年同期比4％増加の485萬5000臺、VWは同5．5％増加の470萬臺だった。トヨタはまだデータを発表していないが、業(yè)界では世界一の座を防衛(wèi)するとの見方が一般的だ。

これまでと異なり、世界三大自動車メーカーの競爭のポイントは、どのメーカーも世界自動車市場初となる年間販売臺數(shù)1000萬臺に近づいているということだ。それでは一番はじめにスパートをかけるのはどのメーカーだろうか。

海外メディアの分析によると、三大メーカーのうち、1000萬臺を最初に達(dá)成する可能性が高いのはトヨタだという。最新の情報によれば、今年の世界販売臺數(shù)目標(biāo)は996萬臺で、これにはトヨタ、日野、ダイハツの各ブランドが含まれる。乗用車のブランドとしては、トヨタ、レクサス、サイオンがあり、うちトヨタブランドだけで販売臺數(shù)は895萬臺に達(dá)する。ここからいえることは、トヨタは14年に1000萬臺を突破する可能性が高いということだ。

VWのマルティン?ヴィンターコーン社長がこのほど高らかに宣言したところによると、VWは世界自動車市場で初めて年間販売臺數(shù)が1000萬臺を突破したメーカーになる見込みだという。當(dāng)初の予定では18年の達(dá)成予定だったのが、前倒しになる可能性が高いという。

上記2社に比べると、GMは1000萬臺達(dá)成の目標(biāo)についてあまり觸れない。7年連続で売上世界一の座に輝きながら破産して再編された09年の教訓(xùn)を踏まえ、利益を上げることに最も関心を寄せているのだとみられる。

興味深いのは、VWのヴィンターコーン社長がいう目標(biāo)の前倒しはいつかということだ。12年の販売臺數(shù)はトヨタが970萬臺、GMが929萬臺、VWが907萬臺だった。だがVWの販売臺數(shù)統(tǒng)計には、マンブランドのトラックとスカニアブランドの商用車は含まれていない。これらを含めれば、12年のVWの販売臺數(shù)は934萬臺となる。トヨタとGMは統(tǒng)計に商用車も含めている。

VWの18年に1000萬臺達(dá)成という目標(biāo)は、ヴィンターコーン社長が07年に就任した時に打ち出したもので、當(dāng)時の販売臺數(shù)は600萬臺だったことから、海外メディアからは疑問の聲が相次いだ。だが12年には50％を超える増加率を達(dá)成。12年の934萬臺を基數(shù)とすれば、18年まで7％の増加率を保ちさえすれば、1000萬臺の達(dá)成はたやすいことだ。

メディアに発表されたデータを総合的にみると、今年上半期、VWの中國での販売臺數(shù)は同約20％増加の154萬臺に達(dá)したが、重點市場であるユーロ圏での販売臺數(shù)は同7％減少し、同じく重點市場の米國では4％減少した。GMの中國販売臺數(shù)は157萬臺で、増加率はVWをやや上回るにとどまったが、米國市場ではより力強い伸びをみせている。トヨタのデータはまだ発表されていないが、VWがトヨタに挑戦狀を突きつけ、1000萬臺の達(dá)成に向けて最初にスパートをかけるとしたことから考えて、今年下半期には三大自動車メーカー間の競爭はさらに激烈なものになることが予想される。

ある分析によると、現(xiàn)在の三大メーカーの勢いから考えると、今年下半期には世界初の自動車販売臺數(shù)1000萬臺達(dá)成に向けて各メーカーがラストスパートをかけるとみられるが、諸々の要因を総合的に考えれば、決戦は來年に持ち越されることが予想される。

海外メディアの報道をみると、VW內(nèi)部では18年の目標(biāo)を調(diào)整しつつあり、22年の目標(biāo)設(shè)定の取り組みも始まっている。中でも目標(biāo)達(dá)成に向けて最も重要な作用を及ぼすのはやはり中國市場だという。VWの計畫によると、18年をめどに中國での年間販売臺數(shù)を400萬臺に引き上げる予定で、そのために今後3年間で中國市場に98億ユーロ（約1兆2871億円）を投入して生産能力とネットワークを拡大するという（一汽VW、上海VWとの共同投資）。12年の販売臺數(shù)は280萬臺、このうち中國現(xiàn)地生産車は260萬臺で、この年の中國での生産能力およびネットワークの容量が200萬臺だったことを考えれば、運営にはかなり大きな負(fù)荷がかかっており、限界に達(dá)していたといえる。ヴィンターコーン社長は、18年までに世界に新工場を10カ所以上建設(shè)し、このうち7つは中國で建設(shè)する予定だと話している。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ KS?編集/武藤）