2013年7月23日、參院選で圧勝した安倍政権について、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は中國政府に今後の外交方針を提案する記事を掲載した。香港中評社が伝えた。

【その他の寫真】

自民黨が參院選で圧勝し、公明黨と合わせた與黨が參議院で過半數(shù)を占めた。だが、自民単獨(dú)で過半數(shù)を占めるには至っておらず、安倍政権の長期化には條件が付けられることとなった。

安倍氏は本腰を入れて中國に強(qiáng)硬な態(tài)度を取るようになるだろう。8月15日に靖國神社を參拝する可能性も高まっており、日中関係の大幅な改善は困難だ。だが、安倍氏が極端な行動を取るには「元手」が足りない。

安倍氏は日中関係を雙方にとって「最も重要な二國間関係の一つ」と述べて中國を持ち上げているが、彼の任期中に両國関係が改善することは期待できないだろう。中國の戦略的重要性に関して言えば、日中関係の重要性は中ロ関係、米中関係ほどには至っていない。日中関係は中國にとって必ずしも「最も重要な二國関係の一つ」ではない。

日中関係の改善は喜ばしいことだが、安倍氏が考え方を大きく改めないのであれば、こう著狀態(tài)が続いても構(gòu)わない。大規(guī)模な軍事的衝突が起こらない限り、中國にとって両國友好の意義は低下し続ける。

現(xiàn)在の中國に必要なことは、戦略的に冷靜さを保ち、二転三転する安倍氏の言葉を相手にしないことだ。日本を冷遇し、無視し、より多くのエネルギーをアジア戦略構(gòu)築と內(nèi)政の建設(shè)に向けることだ。

安倍政権はよりいっそうの挑発行為を仕掛けてくるかもしれない。そうなれば、日中の対立をさらにエスカレートさせればよく、対立を回避するために安倍氏をなだめる必要もない。

両國は「冷たい対立」?fàn)顟B(tài)にある。われわれがこの新しい概念を使うのは、雙方はすでに正常な國家関係にはなく、かといって冷戦ほどの狀態(tài)には達(dá)していないためだ。

両國には大規(guī)模な経済的交流があり、冷戦、ましてや戦爭に突入することはないだろう。だが、友好的な雰囲気に満ちた関係を取り戻すことも困難だ。歴史的に磨き上げられた心理的対立と敵視が呼び覚まされており、各々の感情を克服するための外部環(huán)境にも欠け、その動機(jī)も足りない。両國関係が「冷たい対立」で安定すれば、それは北東アジア情勢の不幸中の幸いであると言える。

現(xiàn)段階で日中友好を語るのは欺瞞（ぎまん）に他ならず、外交において最低限守るべき平和をかき亂すことにしかならない。期待値を徹底的に下げて、「冷たい対立」を両國が受け入れられる狀態(tài)にし、それぞれの利益の新たな出発點(diǎn)にする。これは雙方にとって悪いことではないだろう。

中國はすでに歴史的に、日中関係をコントロールする戦略的主體の側(cè)に立っているということを指摘しておく。日本は活発に小細(xì)工をしたところで、中國はアジア太平洋外交のさらなる高みに立っており、総合的実力の面で、日本を苦しめる明確な輪を描くことができるようになっている。

中國の指導(dǎo)者は長期的に安倍氏に會わず、高官も日本について談話を発表せず、談話は外交部の報(bào)道官レベルにとどめておく。この「対等でない」?fàn)顟B(tài)を維持することが、安倍首相をはじめとする日本の高官による対中強(qiáng)硬姿勢への侮辱となる。日本の世論に対しては、安倍氏らには「パフォーマンスをするほど恥をかく」という圧力を理解させる必要がある。

中國はこの勢いによって、安倍氏らのサルのようなパフォーマンスに対応し、大いに北東アジアを騒がせようとする彼らを強(qiáng)大な力で威嚇する。中國は萬変する日本に不変によって応えるべきだ。北東アジアの時(shí)勢はわれわれに味方している。（翻訳?編集/岡本悠馬）