中國政府?工業(yè)和信息化部（工業(yè)と情報化?。─温剮靾蟮拦伽?0日に行われた記者會見で、「VPN（仮想専用ネットワーク）を使っても海外のウェブサイトを見にくくなった」との指摘に対して、「合法的に利用してれば影響はない」と説明した。中國メディアの新京報が2019年9月20日付で報じた。

記者會見は、中華人民共和國が1949年10月1日に成立してから現(xiàn)在までの70年間の工業(yè)通信産業(yè)の発展を説明する趣旨で開催され、工業(yè)和信息化部の苗圩部長（工業(yè)情報相）も出席した。

質(zhì)疑応答の際に記者から「最近、中國國內(nèi)の一部のインターネット利用者が、VPNを利用して中國大陸外のウェブサイトを見ることが、やや難しくなったと表明している。工業(yè)と情報化省は、（10月1日の）國慶節(jié)が近づいた時期になり、VPNの規(guī)制に関係するツールを強化したのかどうか。インターネットを開放するという國家の政策には抵觸しないのか。今後はインターネットの規(guī)制をさらに強化する考えがあるのか」との質(zhì)問が出た。

VPNとは「Virtual Private Network（仮想専用ネットワーク）」の略語だ。例えば、中國にいるインターネット利用者が中國外（現(xiàn)在は、香港とマカオも含む）にサーバーを確保し、自らのパソコンと中國外のサーバーをVPNで結(jié)べば、國外のサーバーを「踏み臺」にして、國外のサイトにアクセスできる。同方法は、中國國內(nèi)で中國當(dāng)局が閲覧を規(guī)制しているサイトを利用するための「裏技」として使われてきた。

しかし中國當(dāng)局はこのところ規(guī)制を強化し、中國國內(nèi)でVPNの利用が難しくなっているとの指摘がある。

工業(yè)と情報化省の聞庫報道官は記者からの質(zhì)問に対し、「公平で秩序ある市場を維持し、業(yè)界の健全な発展を促進するために、工業(yè)と情報化省は電気通信を利用して越境業(yè)務(wù)をする場合に規(guī)則を設(shè)けている」と説明。

「中華人民共和國電信條例」と「國際通信輸出入管理弁法」を主な根拠法として、「電気通信業(yè)務(wù)の主管部門に許可を受けていないために國際通信業(yè)務(wù)の経営資格がない企業(yè)または個人が専用線を借り受けたりVPNを利用して規(guī)則違反の業(yè)務(wù)を行う」場合には規(guī)制の対象なるという。

聞報道官はVPNの利用について、貿(mào)易會社や國際的に活動していて業(yè)務(wù)上の必要がある企業(yè)は、政府主管部門に、専用線の使用などを申請することができると説明。関連規(guī)則が中國內(nèi)外の企業(yè)と多くのネット利用者が海外のサイトを利用したり、規(guī)則に適合している業(yè)務(wù)を推進する上で悪影響が発生することはありえないと主張した。

聞報道官はさらに、中國國內(nèi)で生産活動やその他の各種の活動をする場合には、中國の法律法規(guī)を順守すべきであり、合法的な経営や合法的な（ネットの）利用は、法律の保護を受けると論じた。（翻訳?編集/如月隼人）