Record China 2013年7月26日(金) 18時0分
拡大
23日、人民日報によると、今年5月以降、米連邦準備制度理事會(FRB)が量的緩和政策から撤退するとの予測が徐々に高まるのにともない、國際資本が新興市場から徐々に引き上げられるようになった。資料寫真。
2013年7月23日、人民日報によると、今年5月以降、米連邦準備制度理事會(FRB)が量的緩和政策から撤退するとの予測が徐々に高まるのにともない、國際資本が新興市場から徐々に引き上げられるようになった。こうした現(xiàn)象について、國家外匯管理局(國家外國為替管理局)の関連部門の責任者は22日、中國には現(xiàn)在、海外資本の集中的な引き上げはみられないと述べた。
同責任者の説明によると、第一に、中國では海外直接投資(FDI)と証券投資における國境を越えた資金流入が引き続き増加している。6月にはFDI資本119億ドル(約1兆1842億円)が流入し、前月比14%増加した。証券投資の決済額は15億ドル(約1493億円)で、前月の3.5倍に増えた。第二に、FDI引き上げの規(guī)模は低い水準が続いている。13年上半期には35億ドル(約3483億円)のFDIが引き上げられ、前年同期比17%減少した。第三に、外資系企業(yè)の投資利益の本國への送金をめぐる動きは穏やかだ。今年6月の外資系企業(yè)の利益の本國送金は126億ドル(約1兆2538億円)で、前年同月比2%減少した。
今年下半期の國境を越えた資金は変動の中にも基本的なバランスに向かうことが予想される。市場では、人民元が現(xiàn)在、バランスの取れたレート水準にあり、レートの上下動の勢いが強まっており、値上がり観測の弱まりは資金流入の鈍化にとってプラスだという。今後はこうした國境を越えた雙方向の変動、外貨の需給が基本的なバランスに向かう動きがますます常態(tài)化するとみられ、國內(nèi)のマクロ調(diào)整と域內(nèi)の市場主體のミクロ的行為は適宜調(diào)整されることになるという。
同責任者によると、外匯局は今後、國境を越えた資金の流動のモニタリングを強化し、政策とデータの透明性を一層高め、國境を越えた資金の雙方向の動きによる打撃に対処するための政策マニュアルを整え、リスクの最低線を斷固として守り、中國の國際収支バランスと海外に関わる経済の持続的で健全な発展を促進していく方針だ。
ここ2カ月ほどで、國境を越えた資金流入の勢いは目立って弱まった。國際的要因や國內(nèi)の要因をみると、米國経済は急速に復活する一方、中國経済は下ぶれ圧力にさらされ、人民元レートの上昇観測が弱まり、先物相場からは今後の人民元の対ドルレートの値下がり幅拡大が予想される。季節(jié)的要因や政策的要因をみると、5月と6月は中國人の海外観光や海外留學のピークで、外資系企業(yè)の配當が集中する時期でもある。またここ數(shù)カ月間、複數(shù)部門が政策措置を打ち出し、虛偽の貿(mào)易を通じて行われる利ざや狙いの資金の流動を抑えている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ KS?編集/武藤)
この記事のコメントを見る
Record China
2013/7/20
2013/7/19
2013/7/18
2013/7/21
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る