2013年7月24日、中國紙?東方早報(bào)によると、上海市內(nèi)にあるケーキショップが無人飛行機(jī)を使った配達(dá)サービスを間もなく開始する。だが、その安全性や合法性を疑問視する聲は多い。

無人飛行機(jī)でケーキを配達(dá)するサービスを開始するのは、「INCAKE英倫時(shí)光」。同店の関係者は「無人飛行機(jī)で配達(dá)すれば人件費(fèi)の節(jié)約になるし、環(huán)境保護(hù)にもなる」と話す。使用する無人飛行機(jī)は直徑1．1m、飛行高度100m、GPSナビゲーションを利用して飛行ルートや高度、速度を地上から固定位置でコントロールすることができる。すでに何度も試験飛行を繰り返した結(jié)果、連続飛行距離は2kmを超え、5ポンド（約2．26kg）までのケーキを運(yùn)ぶことができたという。無人飛行機(jī)での配達(dá)が可能かどうか事前に調(diào)べる必要があり、當(dāng)日の天候によっては配達(dá)を斷ることも。このため「空中配達(dá)」は15日前までの予約が必要になる。

「100mの高さから、もしケーキが落ちて路上を歩く人に當(dāng)たったら？」「無人飛行機(jī)が空中で故障して地面に落ちてきたら？」ネット上にはこうした疑問や不安の聲が數(shù)多く寄せられている。店側(cè)は「法律上、無人飛行機(jī)はグレーゾーンだった」と話す。中國民用航空局（民航局）関係者も「商業(yè)目的の無人飛行機(jī)に関する明確な規(guī)定は存在しない」と指摘する。

民航局側(cè)は「無人飛行機(jī)を飛ばす際には事前の運(yùn)行許可申請が必要」と主張。上海市警察も無人飛行機(jī)による配達(dá)の違法性などについて調(diào)査を開始した。店側(cè)は10數(shù)日後には「空中配達(dá)」を開始すると発表。「地上配達(dá)」よりは割高だが、結(jié)婚式やイベントなどでロマンチックな演出を求める人々に好評だという。（翻訳?編集/本郷）