2019年9月24日、中國メディアの第一財経は、「中國の動力電池メーカーが3倍の高給で韓國企業(yè)から人材を引き抜いている」とする記事を掲載した。

記事はまず、「自動車業(yè)界がCASE（C＝コネクティビティ、A＝自動運(yùn)転、S＝シェアリング、E＝電動化）に向かい、新エネルギー車の開発が急速に進(jìn)む中、新エネルギー車の『心臓』である動力電池分野が、人材爭奪の激戦地の一つになっている」とした。

その上で、中國の動力電池メーカーに3倍の高給で引き抜かれた韓國人エンジニアの話として、「中國や歐州の動力電池メーカーや自動車メーカーは、ヘッドハンティングを通してエンジニアなどの技術(shù)系人材を探している。中國企業(yè)は韓國の自動車ヘッドハンティング業(yè)界の大口顧客だ。一部の中核的な技術(shù)職については、韓國の5～8倍もの高待遇を提示する企業(yè)もある」などと伝えた。

記事はまた、「自動車用バッテリーを製造する韓國のLG化學(xué)やサムスンSDなどは、人材流出を防ぐため、技術(shù)職を採用する際、競業(yè)避止義務(wù)契約や秘密保持契約への署名を求めたり、退社後一定期間（通常12～36カ月）同業(yè)他社へ転職しないよう求めたりしている」とも伝えている。（翻訳?編集/柳川）