2013年7月24日、日本の民主黨は同黨設(shè)立者の1人である菅直人元首相に対して離黨を勧告した。菅氏が決定に従わない場(chǎng)合、除名処分にするという。また、すでに黨を離脫した鳩山由紀(jì)夫元首相に対しても、追加で除名処分を行うとみられる。中國(guó)新聞社が伝えた。

記事によると、先日に行われた參院選で、民主黨は東京選挙區(qū)の現(xiàn)職2人の改選議員のうち、共倒れの懸念から公認(rèn)候補(bǔ)を1人に絞り、鈴木寛氏に一本化した。しかし、これを不服とする大河原雅子氏は無所屬で出馬、菅元首相は応援演説を行うなど公然と大河原氏を支援した。その結(jié)果、両候補(bǔ)はいずれも落選し、重要な東京選挙區(qū)での議席を失った。この菅元首相の行為は「黨規(guī)に違反するもの」として処分を求める聲が黨內(nèi)から挙がっていた。

また、民主黨は鳩山由紀(jì)夫元首相に対しても処分を進(jìn)める方針だ。鳩山元首相は5月末に自ら黨籍を離脫しているが、中國(guó)寄りの発言を繰り返して日本國(guó)內(nèi)の世論から批判が高まっている同氏に対し、黨は離黨前にさかのぼって除名処分を行うことを決定したという。

民主黨設(shè)立に攜わった主要メンバーの3人である鳩山氏、菅氏、小沢一郎氏のうち、小沢氏は2012年7月に離黨して除籍処分を受けている。もし鳩山?菅両氏が除名処分になれば、民主黨の設(shè)立者全員が黨を追い出されたことになる。(翻訳?編集/碧海)